私のような「事業再生士補」とか「行政書士」とか、
「士」がつく仕事をしている人のことを総称して「士業」といいますが、
この「士業」も「人」がやっているもので、実にさまざまです。
うちの事務所には、他の士業事務所様や既存のお客様からご紹介で来られる方が約9割、
後の1割は、インターネットで当事務所を探してこられたお客様です。
インターネット経由で来られたお客様のうち、
ほとんどが、行政書士またはお付き合いしていた士業とのおつきあいをやめて
「こんなことになってるんです」と、ご相談に来られたお客様です。
ご相談内容を聞くと、「それはお気の毒に・・・。」というケースも少なくありません。
ところで、今期のとある市の創業塾の講師を担うとある中小企業診断士について、
事業者としてやるべき義務を果たさないまま放置していることを知っています。
何度忠告しても、放置です。
自分のことは棚に上げて、創業塾では人に講釈を垂れるのでしょうか。
そして、受講生の方々は、そんなことは知らずに、その診断士を「先生」と呼ぶのでしょう。
先生と呼ばれるには、スキルだけではなく、人として、事業者として、あるべき姿があると思います。
それをおざなりにしている「先生」がいることは、とても残念なことです。
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