「ディーラーで扱うオートローンを使って買おうと思って・・・」
という相談を受けました。
なぜ、オートローンを使うかというと、
・・・それしか購入方法が思い浮かばなかったからだそうです。
オートローンを否定するわけではありませんが、
たいてい10%以上の高い利率で利子を払わなければなりません。
しかし、事業用の車であれば、設備資金として、
日本政策金融公庫や銀行の融資を受けることができます。
また、オートローンを使うと所有者(車の所有名義)は「ローン会社」になります。
※車検証にローン会社の名前が記載されます。完済後に名義変更をします。
しかし、設備資金融資を受けて購入した場合は、自分で車屋さんに現金(振込)で支払うので、
もちろん所有名義は自分の名前になります。
オートローンの場合、ローン会社への返済が完全に終わるまで、
こちらに所有権を移すことができないので、途中で売却することもできません。
しかし、融資を受けて車を購入し、所有権名義が自分になっていれば、残債があっても売却することができます。
車は、程度によっては簿価(帳簿上の減価償却後の価額)よりも高く売れることもあるので、買い替えなど、自分で売却時期を決められる方が断然いいです。
融資の申し込み〜購入までの流れは、
車屋さんから見積書を取得→融資申し込み→融資審査→融資決定→車を注文→融資実行(入金)→納車・支払い
となります。
設備資金(融資)であれば、利率は高くても3%程度です。
ちなみに、25年11月現在の日本政策金融公庫(国民生活事業)の基準利率は最大2.25%です。
(利率一覧はこちら)
もちろん、事業用の車ですから、
明らかに事業にふさわしくない車では融資は認められませんが、
「見積書」があれば、新車・中古車を問わず、
融資を申し込むことができます。
ちなみに、私の車も公庫から設備資金の借入れを受けて購入しました。
利率は優遇金利で1.95%(最初の2年間)と2.05%でした。
軽自動車なので、耐用年数は4年。
次の2月で減価償却が終わります。
5年間の返済期間で借りたので、
次の次の2月で返済も終わります。
3年10ヶ月で約4万キロ走ってます。よく稼いでくれる車です(笑)
私の車は主に事業用なので、事業に不都合がないように、
定期的に買い替える予定です。
来年中に決めようと思います。
軽自動車とリッターカー、どっちにしようかなー。