本日は、事業再生支援をしている方々とオンライン情報交換会に参加しました。
全国から40名参加だそうです。
いつもは月末に新宿で開催されるSRC(認定事業再生士と事業再生士補が所属している組織)の勉強会ですが、SRCも全国に支部があり、今日の勉強会はその全国の会員から参加希望を募って開催されたものです。
※ちなみに瀬戸川は事業再生士補です。
私が日々受けている相談とその回答や対応にズレがないかを確認させてもらえる良い機会でした。
細かい内容はここには書きませんが、ざっとまとめるとこんな感じ。
〇今は有事。有事の時はその場しのぎだろうが、生き残ることが大切。
〇我々事業再生支援を担う者は、「使命感」がないと支援はできない。
報酬ありきでは動けない。
〇資金繰りや運営は大切だが、経営者をいかに「自滅」から救うかが一番大切。
〇コンサルタントと名乗る人も玉石混合。我々のような支援者がもっと経営者に寄り添って話を聞いてあげたり道案内をしてあげる機会を作るべきだ。
その他、具体的な話もたくさん出ました。
私も、このブログで様々な支援策を紹介しています。
でも、「支援策の紹介か。自分にはあてはまらないや。」と鼻からあきらめてしまう方もいます。
たしかに支援策には審査や条件があるものがほとんどです。
しかしながら、私のお客様や周りの事業主さんで「ダメ元チャレンジ」でやってみて、融資や給付金を得た方もいます。
ひとつ事例を紹介すると、私のお客様で、保証協会の代位弁済による求償債務返済中&既存の公庫の借入のリスケ中の建設業者さんがいます。
コロナでいま受けている工事が止まりそうになった時、とにかく公庫へ駈け込んで申請と審査にこぎつけました。
そして、その状態でも、公庫から既存借り入れの借り換えと言う形で融資が実行されたうえ、既存借り入れについていた奥さんの第三者保証も外れたとのことです。
この方は4年前に破産をしようかと弁護士に相談したそうですが、「じゃあ、業者への支払いをやめて、食い物屋でもやればいい」と言われたそうです。
そこで、「そんな非人道的なことはできないし、やっぱりこの工事の仕事が好きだし、他にはできることないし」と思い直し、当時10%だった元請率を現在は60%にまで上げることに努めてこられました。
正直、いまはコロナウィルス禍がいつ収まるかなんて誰にも分らないので、
返済計画やら売上計画やら返済原資の算出などは無意味です。
計画書の提出を求められることはほとんどありません。
社会保険料や税金の滞納があっても、(いろいろと確認は必要とされますが)融資が実行される事例も出てきています。
その代わり、コロナウィルス禍になる前にどれだけ挽回に努力してきたかとか、
どうしても会社を守りたいという思いがあるかなどが審査の一要因になります。
「借りても返せないかもしれない」という心のハードルは決して低くはありません。
しかし、では、ここでバンザイして、他に生きていく道があるかどうか?
そして、「やっぱり一生この仕事、この会社で生きていきたい」という思いがあるかどうか?
そこが判断をするポイントになると思います。
安易なファクタリングやノンバンクの戸を叩く前に、今一度よく考えてみて、とりあえず仕事も体も生き延びることを目指して、相談したり、チャレンジしたりしてみてはいかがでしょうか。
当事務所でも相談を受け付けていますが、キャパに限界もありますし、内容によってはお受けできない相談もあります。
その際は、然るべき専門家にお繋ぎしています。
まずは抱え込まずに、相談をしてみてください。
相談はこちらから。→https://setokawa-office.blogspot.com/p/blog-page_16.html
また、以下のご相談フォームからメールを頂ければ、近日中にお返しできます。
http://setokawa-office.jp/mail_form/contact_us/contact.php
中小企業の社長の黒子(クロコ)として活動している瀬戸川加代のブログです。 経営革新等認定支援機関、事業再生士補、行政書士という3つの資格を持って活動しています。 日々、社長からの経営相談に応じ、共に考え、情報を集めて、社長と検討しています。一方で、行政書士として許認可申請代理業務も請け負っています。
2020年5月2日土曜日
2019年5月30日木曜日
「いのちの再建弁護士」が反町隆史さん主演で、ドラマ化されるそうです。
こんばんは、瀬戸川です。
ドラマやるそうなので、先日、原作である村松弁護士の著書を再読しました。
村松先生とお会いしたのは、昨年、静岡で開かれた会員制の事業再生支援のセミナー。
私が名刺交換をさせて頂いたときも、丁寧に応じてくださいました。
その後、すぐにAmazonでこの本をポチりました。(中古本(図書館の蔵書だったようです。)でごめんなさい)
セミナーで、先生は「事業再生支援は、自己犠牲と愛が必要だ」と仰っていたのが印象的でした。
私は、それまで「使命感と愛情が必要だ」と思っていたので。
今では、会社によって「使命感と愛情」だったり、「使命感と責任」だったりします。
本の内容は、ドラマを楽しみにしている方にはネタバレになるのでここには書きませんが、きっと心打たれる内容です。
特に中小企業の経営者や社員さんには共感できることが多いと思います。
そして、大切なご家族を病気で亡くされた方にも。
オススメです。
以下、ドラマのリンクを貼っておきます。
https://www.tv-tokyo.co.jp/legalheart/smp/
ドラマやるそうなので、先日、原作である村松弁護士の著書を再読しました。
村松先生とお会いしたのは、昨年、静岡で開かれた会員制の事業再生支援のセミナー。
私が名刺交換をさせて頂いたときも、丁寧に応じてくださいました。
その後、すぐにAmazonでこの本をポチりました。(中古本(図書館の蔵書だったようです。)でごめんなさい)
セミナーで、先生は「事業再生支援は、自己犠牲と愛が必要だ」と仰っていたのが印象的でした。
私は、それまで「使命感と愛情が必要だ」と思っていたので。
今では、会社によって「使命感と愛情」だったり、「使命感と責任」だったりします。
本の内容は、ドラマを楽しみにしている方にはネタバレになるのでここには書きませんが、きっと心打たれる内容です。
特に中小企業の経営者や社員さんには共感できることが多いと思います。
そして、大切なご家族を病気で亡くされた方にも。
オススメです。
以下、ドラマのリンクを貼っておきます。
https://www.tv-tokyo.co.jp/legalheart/smp/
2019年5月24日金曜日
【経営相談】取引先との関係は、信頼関係ですか?それとも、情オンリーですか?
こんにちは。瀬戸川です。
先日、毎月訪問している顧問先企業の社長との面談の中で、「情で取引しちゃダメよね。」という話に。
何かを発注するときに、「ここの会社に発注してあげよう」と決めるとき、
その会社がクオリティーを伴ったサービスや商品を提供してくれることが見えるならいいのですが、単に「よく来てくれるから」「ノルマに協力してあげたいから」というのは当然NG。
「信頼関係」と「情」の違いは、「クオリティーを伴うか否か」です。
経営者自身も取引相手も、優しくて人あたりがいいだけじゃダメなのですが、長く付き合っているとその辺がぼやけて、経営判断に影響することもあります。
情を伴った信頼関係なのか、情オンリーなのか、混同してしまうこと、あるあるです。
しかし逆に、自社が受注する側になったとき、単なる情ではなくて、クオリティーも認められ、求められている方が断然いいですよね?ということです。
リピートしていただけるとか、
事業者としてのプライドとか、
会社のブランドや信用とか、
社会に役立つサービスやモノを提供できるとか。
それらの根底にあるのは、提供するサービスや商品のクオリティーです。
クオリティーが伴うということは、責任や誠意も込められるということです。
情が悪いのではありません。情オンリーはダメって話です。
そして、情で仕事のチャンスをあげられるのは、こちら側が金銭的にも人力的にも体力がある場合だけです。
もしも相手のクオリティーが低くて痛手を負っても、自社で吸収できるとか、挽回できる策がいくつもあるとか。
ちなみに、私も過去に情で判断して痛い思いをした経験があります。
自分で奔走して自腹切って挽回しましたが、冷や汗ものでした。
経営者の仕事は、「判断して、動いて、責任を取る」ことなので、時にはドライな判断をせざるを得ない時もあります。
事業者の皆さんは、そのドライな判断をする取引先から選ばれ続けるために、クオリティーを維持し、上げる努力をしています。
そのクオリティーを知ってもらい、認めてもらうためのマーケティング活動は別物です。
今月も残りわずか。
私もクオリティーを上げていくべく、頑張ります。
先日、毎月訪問している顧問先企業の社長との面談の中で、「情で取引しちゃダメよね。」という話に。
何かを発注するときに、「ここの会社に発注してあげよう」と決めるとき、
その会社がクオリティーを伴ったサービスや商品を提供してくれることが見えるならいいのですが、単に「よく来てくれるから」「ノルマに協力してあげたいから」というのは当然NG。
「信頼関係」と「情」の違いは、「クオリティーを伴うか否か」です。
経営者自身も取引相手も、優しくて人あたりがいいだけじゃダメなのですが、長く付き合っているとその辺がぼやけて、経営判断に影響することもあります。
情を伴った信頼関係なのか、情オンリーなのか、混同してしまうこと、あるあるです。
しかし逆に、自社が受注する側になったとき、単なる情ではなくて、クオリティーも認められ、求められている方が断然いいですよね?ということです。
リピートしていただけるとか、
事業者としてのプライドとか、
会社のブランドや信用とか、
社会に役立つサービスやモノを提供できるとか。
それらの根底にあるのは、提供するサービスや商品のクオリティーです。
クオリティーが伴うということは、責任や誠意も込められるということです。
情が悪いのではありません。情オンリーはダメって話です。
そして、情で仕事のチャンスをあげられるのは、こちら側が金銭的にも人力的にも体力がある場合だけです。
もしも相手のクオリティーが低くて痛手を負っても、自社で吸収できるとか、挽回できる策がいくつもあるとか。
ちなみに、私も過去に情で判断して痛い思いをした経験があります。
自分で奔走して自腹切って挽回しましたが、冷や汗ものでした。
経営者の仕事は、「判断して、動いて、責任を取る」ことなので、時にはドライな判断をせざるを得ない時もあります。
事業者の皆さんは、そのドライな判断をする取引先から選ばれ続けるために、クオリティーを維持し、上げる努力をしています。
そのクオリティーを知ってもらい、認めてもらうためのマーケティング活動は別物です。
今月も残りわずか。
私もクオリティーを上げていくべく、頑張ります。
2019年5月2日木曜日
本来の自分でいることをベースに。
こんばんは。瀬戸川です。
大型連休は後半戦に突入ですね。
私の大型連休は、事務所で片づけをしたり、読書をしたり、連休前にお客様方にもらった宿題をやったり、たまに家族で過ごしたり。。。とごくごく普通の週末のような過ごし方をしています。
街の中も「フツー」ですね。
まるで、通常の週末のように、多くの人がショッピングセンターやスーパーに買い物に来ているように見えました。
皆さん、10連休に戸惑っているのか、連休を持て余しているように感じるのは私だけでしょうか。
実際、私は持て余しています。
さて、ちょっと書き留めておきたいことがあったので、ブログを書きます。
当事務所では、毎月1回面談して経営のご相談を受ける顧問先企業があります。
右肩上がりを続けている企業もあれば、再生支援や経営改善支援を必要としている企業もあります。
連休に入る前の26日の金曜日。
月末最後の面談は、そんな顧問先企業で再生支援をしている企業のうちの1社を訪問し、社長と深刻な内容の検討から始まりました。
詳細は省きますが、数時間にわたる検討の末、具体的な一歩に絞り、社長から実践の言葉を取り付けました。
そして、最後は社長とくだらない話題で大笑いして終わることができました。
私は「どんな方法であれ、本来の自分を取り戻し、元気に仕事に向かえるようになればいいのだ。」と思っています。
社長が元気になっても、具体的な一歩に絞れなければダメだし、その逆も足りない。
社長といえど、一人の生身の人間なので、やるべきことがわかっていても、傷を癒せていない心では集中力も欠けてしまいますし、効果も半減してしまいます。
本来の自分でいることをベースにできれば、社長の強みが発揮できるのですけどね。
かといって、私は決まったノウハウを持っている訳ではありません。
私も手探りです。
人の心や状況は、そう簡単なパターンに分けられるわけでもないので。
かといって、私は決まったノウハウを持っている訳ではありません。
私も手探りです。
人の心や状況は、そう簡単なパターンに分けられるわけでもないので。
ちなみに、その面談の翌日、社長は早速にその「一歩」を実践し、私に嬉しい報告を下さいました。
経営改善の小さな一歩が形になったという報告でした。
まだまだ小さな一歩ですが、一歩めが形になるかならないかというのは、その後の加速や目的達成の実現に大きく影響します。
私は社長が一歩を踏み出す気付けをしただけで、踏み出したのは社長自身です。
それまでに社長が築いてきたものがあったからこその実現ですが、それを実現できて本当に良かった。
連休明けに改めて連絡を取る予定です。
私も、どんな苦境でも支えることを諦めませんから。
経営改善の小さな一歩が形になったという報告でした。
まだまだ小さな一歩ですが、一歩めが形になるかならないかというのは、その後の加速や目的達成の実現に大きく影響します。
私は社長が一歩を踏み出す気付けをしただけで、踏み出したのは社長自身です。
それまでに社長が築いてきたものがあったからこその実現ですが、それを実現できて本当に良かった。
連休明けに改めて連絡を取る予定です。
私も、どんな苦境でも支えることを諦めませんから。
2019年4月12日金曜日
近況報告 勉強会~経営相談~お花見
こんばんは。瀬戸川です。
約1ヶ月ぶりのブログ更新となってしまいました。
仕事以外はSNSにちょいちょい書き込んでいましたが、しっかり記事に書くのは久しぶりです。
私の仕事は守秘義務だらけなので、それに抵触しない程度で近況報告したいと思います。
事業再生支援に関する勉強会には定期的に参加していますが、
私が登録している機関で年に数回、大型の勉強会を開催しているので
そちらに参加してきました。
行ってみると、グループに分かれて座ることになっており、
席は自由だったのですが、私の周りに集まったのは某公的金融機関の方々でした。
5人中、3人がその某公的金融機関の方で、もう1人がベンチャーキャピタルの方。
そんな中にポツンと、個人民間コンサルで、行政書士で、オンナで、
という3拍子揃った私が混じっておりました(笑)
こういう席での収穫は、勉強会の内容もさることながら、具体的案件に関わりなく
利害関係のない状態で、「このケースって一般論としてどうですか?」と
金融機関の方々の意見が聞けることです。
今回の勉強会の構成は、「法律」「会計」「経営」という3部構成だったのですが
私の中で今回の一番の収穫は「法律」の分野でした。
しかし、いつものことですが、慣れない都内で、短いお昼休み時間で、
ひとりでランチを食べられるところを探すのは結構難しいです。
今回も軽くサンドイッチだけ食べました。
私は、再生支援を必要とするところだけでなく、
継続して顧問契約を頂いている会社の社長さん方からの経営相談に乗っています。
具体的な記載は避けますが、最近感じたことをいくつかまとめておきます。
・経営の責任を取るということは、それを果たせるかどうかは別として、
誠意をもって、相手が納得する着地点までもっていくということだと思います。
特に、債務の分割支払いや債務カット(債権放棄)の交渉の場面では、
こういうことが共通の認識としてあると思います。
・経営者とリーダーは必ずしも一致する必要はないと思っています。
経営者は、判断して、行動して、責任を取るのが仕事。
リーダーは、社員たちを(できれば心から)動かすことが仕事。
規模の小さな中小零細企業では、経営者とリーダーはできれば一人で兼ねる方が
いいのかなと思いますが、「必ず」というわけではないことを肌で感じました。
・経営者だって、生身の人間です。
傷つく時も、落ち込む時も、プレッシャーに押し潰されそうな時もあります。
それでも、仕事を前に進めなくてはならない。
しかし、状況や事実は変わらなくても、気持ちの切り替えができるだけで
パワーが出たりもするものです。
気持ちの切り替えのきっかけは、意外と経営者自身の身近にあることも多いです。
・私は相談を受ける立場ですが、相談というのは、「判断に迷う」から
相談が生まれるわけです。
私は、数ある選択肢の中から、「現状」と「確実性」を判断材料に挙げながら、
相談者が「納得のいく選択肢」を選ぶことに付き添うのみだと思っています。
判断するのは相談者だし、自身が納得いかないと後悔しますから。
お花見の季節ですね。
桜を楽しめるのは今週末ごろまででしょうか。
私は先週末は土日とも仕事でしたが、平日に取引先からお花見にお呼ばれしたり、
土曜日の仕事に行く前に家族でお花見したりして、
まぁまぁお花見も楽しんでいます。
我が営業車も桜の下で赤とピンクがコラボしてキレイに映えますね。
約1ヶ月ぶりのブログ更新となってしまいました。
仕事以外はSNSにちょいちょい書き込んでいましたが、しっかり記事に書くのは久しぶりです。
私の仕事は守秘義務だらけなので、それに抵触しない程度で近況報告したいと思います。
①丸1日缶詰で、事業再生の勉強会に参加しました。
事業再生支援に関する勉強会には定期的に参加していますが、
私が登録している機関で年に数回、大型の勉強会を開催しているので
そちらに参加してきました。
行ってみると、グループに分かれて座ることになっており、
席は自由だったのですが、私の周りに集まったのは某公的金融機関の方々でした。
5人中、3人がその某公的金融機関の方で、もう1人がベンチャーキャピタルの方。
そんな中にポツンと、個人民間コンサルで、行政書士で、オンナで、
という3拍子揃った私が混じっておりました(笑)
こういう席での収穫は、勉強会の内容もさることながら、具体的案件に関わりなく
利害関係のない状態で、「このケースって一般論としてどうですか?」と
金融機関の方々の意見が聞けることです。
今回の勉強会の構成は、「法律」「会計」「経営」という3部構成だったのですが
私の中で今回の一番の収穫は「法律」の分野でした。
しかし、いつものことですが、慣れない都内で、短いお昼休み時間で、
ひとりでランチを食べられるところを探すのは結構難しいです。
今回も軽くサンドイッチだけ食べました。
②経営相談あれこれ
私は、再生支援を必要とするところだけでなく、
継続して顧問契約を頂いている会社の社長さん方からの経営相談に乗っています。
具体的な記載は避けますが、最近感じたことをいくつかまとめておきます。
・経営の責任を取るということは、それを果たせるかどうかは別として、
誠意をもって、相手が納得する着地点までもっていくということだと思います。
特に、債務の分割支払いや債務カット(債権放棄)の交渉の場面では、
こういうことが共通の認識としてあると思います。
・経営者とリーダーは必ずしも一致する必要はないと思っています。
経営者は、判断して、行動して、責任を取るのが仕事。
リーダーは、社員たちを(できれば心から)動かすことが仕事。
規模の小さな中小零細企業では、経営者とリーダーはできれば一人で兼ねる方が
いいのかなと思いますが、「必ず」というわけではないことを肌で感じました。
・経営者だって、生身の人間です。
傷つく時も、落ち込む時も、プレッシャーに押し潰されそうな時もあります。
それでも、仕事を前に進めなくてはならない。
しかし、状況や事実は変わらなくても、気持ちの切り替えができるだけで
パワーが出たりもするものです。
気持ちの切り替えのきっかけは、意外と経営者自身の身近にあることも多いです。
・私は相談を受ける立場ですが、相談というのは、「判断に迷う」から
相談が生まれるわけです。
私は、数ある選択肢の中から、「現状」と「確実性」を判断材料に挙げながら、
相談者が「納得のいく選択肢」を選ぶことに付き添うのみだと思っています。
判断するのは相談者だし、自身が納得いかないと後悔しますから。
③硬い話ばかりではなく、ちょっと季節の話題も。
お花見の季節ですね。
桜を楽しめるのは今週末ごろまででしょうか。
私は先週末は土日とも仕事でしたが、平日に取引先からお花見にお呼ばれしたり、
土曜日の仕事に行く前に家族でお花見したりして、
まぁまぁお花見も楽しんでいます。
我が営業車も桜の下で赤とピンクがコラボしてキレイに映えますね。
それでは、また。
次回はもう少し早いペースで更新したいと思います。2019年3月6日水曜日
平成30年度認定経営革新等支援機関に関する調査結果
こんばんは。瀬戸川です。
とても久しぶりの投稿になりましたが、ちゃんと元気に仕事しています。
事務所で座っているとどうしても仕事するので、
仕事以外で、じっとPCの前に座っている時間がなかなかなくて、
ブログがほったらかしになってしまいました。。。
さて、今日のブログは、
忙しい方にはあまりじっくり見ている暇はないかもしれませんが。。。
私も認定を受けている「経営革新等認定支援機関」の調査結果が出ました。
平成30年度認定経営革新等支援機関に関する任意調査報告書(平成31年3月6日発表)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/nintei/h30_tyosa-hokoku.pdf
それに目を通してみたら、支援者(認定支援機関)の業種によっては
やっていることややり方にすごくムラがあるんだなぁと、
思えば当たり前のことを感じていました。
認定支援機関で一番多くのシェアをもつのは、「税理士」です。
しかし、積極的に支援に取り組んでいるのが「税理士」とは限りません。
例えば、私が個人コンサル(くろこアシスト)として取り組んでいる経営改善計画の策定支援は、
中小企業診断士や個人コンサルティング業が多く取り組んでいることがわかります。
(7~8ページ)
逆に、補助金申請支援は、行政書士(行政書士の中でも認定支援機関の認定を受けた支援者)の取り組みがダントツです。(7ページ)
何となく、カラーがわかる結果ですね。
でも、支援を必要としている経営者の方々は、私たち士業や認定支援機関という看板だけを見ても、何を得意としている支援者なのかはわからないと思います。
私たち士業や認定支援機関は、医者や美容師と同じで、
スキルやセンス(アンテナ)を提供していて、
目に見える商品を提供できるわけではありませんから、
何に強いかは、その方本人やご紹介者の方に聞いてみてから取引を決められると良いと思います。
ご紹介したこのような調査結果から当たってみるのも一つの手かもしれませんね。
それでは。
とても久しぶりの投稿になりましたが、ちゃんと元気に仕事しています。
事務所で座っているとどうしても仕事するので、
仕事以外で、じっとPCの前に座っている時間がなかなかなくて、
ブログがほったらかしになってしまいました。。。
さて、今日のブログは、
忙しい方にはあまりじっくり見ている暇はないかもしれませんが。。。
私も認定を受けている「経営革新等認定支援機関」の調査結果が出ました。
平成30年度認定経営革新等支援機関に関する任意調査報告書(平成31年3月6日発表)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/nintei/h30_tyosa-hokoku.pdf
それに目を通してみたら、支援者(認定支援機関)の業種によっては
やっていることややり方にすごくムラがあるんだなぁと、
思えば当たり前のことを感じていました。
認定支援機関で一番多くのシェアをもつのは、「税理士」です。
しかし、積極的に支援に取り組んでいるのが「税理士」とは限りません。
例えば、私が個人コンサル(くろこアシスト)として取り組んでいる経営改善計画の策定支援は、
中小企業診断士や個人コンサルティング業が多く取り組んでいることがわかります。
(7~8ページ)
逆に、補助金申請支援は、行政書士(行政書士の中でも認定支援機関の認定を受けた支援者)の取り組みがダントツです。(7ページ)
何となく、カラーがわかる結果ですね。
でも、支援を必要としている経営者の方々は、私たち士業や認定支援機関という看板だけを見ても、何を得意としている支援者なのかはわからないと思います。
私たち士業や認定支援機関は、医者や美容師と同じで、
スキルやセンス(アンテナ)を提供していて、
目に見える商品を提供できるわけではありませんから、
何に強いかは、その方本人やご紹介者の方に聞いてみてから取引を決められると良いと思います。
ご紹介したこのような調査結果から当たってみるのも一つの手かもしれませんね。
それでは。
2018年11月27日火曜日
昨日も今日も、事業の挽回の情報を取りに行く
こんばんは。瀬戸川です。
昨日と今日と、事業再生・会社再建・経営改善の情報を取りに時間を割いておりました。
事業再生・会社再建・経営改善・・・それぞれ段階や状況によって呼び名を分けていることもあるので、ここではひとまとめに「挽回」と呼ぶことにします。
その挽回について、私が「これは!」と感じたものを備忘録的にまとめておきます。
(ここに書いたまとめは、私が普段現場で感じていることも併せて記載しています。
なお、制度・ツール・スキームについてはあえて記載していません。)
①挽回の可能性を検討する。
挽回のカギは以下の4つ。
(1)時流に乗れるか?
(支援者が)助けるだけじゃダメ。企業自身が自力で成長する必要がある。
(2)革新的な改革ができるか?
例えば、飲食店で居抜きで営業することはNG。消費者はちゃんと見ている。
その他、抜本的な改革ができるか。
(3)キャッシュフロー(資金繰り)に可能性はあるか?
何事も資金が回らないとショートして終わる。
リスケや代位弁済によって、資金の流出を防ぎ、損益分岐点に近い売上が上げられるか。
(4)経営者責任が取れるか?
役員報酬の減額や個人保証など。
②目標を明確に設定する。
いつまでに、どれだけの利益を生むことができる企業になれるか。
また、再建した場合の立ち位置や業界のシェアを明確に設定する。
元に戻すだけでなく、会社を作り直して成長させること。
③挽回には、「意識改革」と「(役員と社員全体の4分の1以上の)火種社員」が必要。
どんなスキームやツールを用いても、意識が改革できていなければ動かない。
また、挽回への熱い思いを持った火種社員が一定数以上いなければ、保守派に勝てない。
④意識改革においては「スピード(すぐやる)と徹底(必ずやる、できるまでやる)」が明確でわかりやすく、結果を生みやすい。
例えば、見積回答は24時間以内に出す。営業最優先の会社にする。
「速さ」は対顧客でも、対社員でも、感動と共感になる。
→対応の良さが支持の要素となる。結果と達成感を感じられる。
⑤会社のインフラともいうべき実動部隊が実行できなければ、いくら優れた戦略経営を策定しても挽回を実現できない。
逆に言えば、挽回の場面では、実動部隊の意識と行動を改革できるだけのリーダーシップが経営者に必要。
⑥組織は人の集まりなので、人を変えないと組織が変わらない。→意識改革の必要性。
まとめは以上です。
挽回を必要とする方がこれを読んで、少しでもヒントになれば幸いです。
昨日と今日と、事業再生・会社再建・経営改善の情報を取りに時間を割いておりました。
事業再生・会社再建・経営改善・・・それぞれ段階や状況によって呼び名を分けていることもあるので、ここではひとまとめに「挽回」と呼ぶことにします。
その挽回について、私が「これは!」と感じたものを備忘録的にまとめておきます。
(ここに書いたまとめは、私が普段現場で感じていることも併せて記載しています。
なお、制度・ツール・スキームについてはあえて記載していません。)
①挽回の可能性を検討する。
挽回のカギは以下の4つ。
(1)時流に乗れるか?
(支援者が)助けるだけじゃダメ。企業自身が自力で成長する必要がある。
(2)革新的な改革ができるか?
例えば、飲食店で居抜きで営業することはNG。消費者はちゃんと見ている。
その他、抜本的な改革ができるか。
(3)キャッシュフロー(資金繰り)に可能性はあるか?
何事も資金が回らないとショートして終わる。
リスケや代位弁済によって、資金の流出を防ぎ、損益分岐点に近い売上が上げられるか。
またその後の営業努力で、返済原資を含めた損益分岐点を超える売上が見込めるか。
(4)経営者責任が取れるか?
役員報酬の減額や個人保証など。
②目標を明確に設定する。
いつまでに、どれだけの利益を生むことができる企業になれるか。
また、再建した場合の立ち位置や業界のシェアを明確に設定する。
元に戻すだけでなく、会社を作り直して成長させること。
③挽回には、「意識改革」と「(役員と社員全体の4分の1以上の)火種社員」が必要。
どんなスキームやツールを用いても、意識が改革できていなければ動かない。
また、挽回への熱い思いを持った火種社員が一定数以上いなければ、保守派に勝てない。
④意識改革においては「スピード(すぐやる)と徹底(必ずやる、できるまでやる)」が明確でわかりやすく、結果を生みやすい。
例えば、見積回答は24時間以内に出す。営業最優先の会社にする。
「速さ」は対顧客でも、対社員でも、感動と共感になる。
→対応の良さが支持の要素となる。結果と達成感を感じられる。
⑤会社のインフラともいうべき実動部隊が実行できなければ、いくら優れた戦略経営を策定しても挽回を実現できない。
逆に言えば、挽回の場面では、実動部隊の意識と行動を改革できるだけのリーダーシップが経営者に必要。
⑥組織は人の集まりなので、人を変えないと組織が変わらない。→意識改革の必要性。
まとめは以上です。
挽回を必要とする方がこれを読んで、少しでもヒントになれば幸いです。
2018年9月30日日曜日
【相談】対話の前提条件は、ポジションを調整する工夫をすることなのでは?
こんばんは。瀬戸川です。
台風ですね。
千葉県習志野市は、夕方までかなり静かでしたので、私も今日は事務所に行って、明日に備えた仕事をしておりました。
明日は銀行に相談をしに行くお客様に同行をする予定です。
今日はそのための資料作成をしておりました。
明日はちゃんと電車が動きますように。
さて、その事務所に出かける前に、とあるご相談者様に向けて、1通の手紙を書いておりました。
通常、ご相談を受けるときは、ご相談者のお話を聞くことになるべく徹して、それらを整理することと、解決策が提案できればそれを提案するという流れにしています。
なので、余計なことをこちらからお話しすることはないのですが、少し思うところがあり、相談を受ける私自身についてのことを手紙にしたためておりました。
そもそも、ご相談者様が私に相談しようという決め手は、
「瀬戸川さんなら、何らかの解決策を示してくれるかもしれない」というスキルに対する期待か(ご紹介もこちらの部類に入ると思います)、
「瀬戸川さんなら、この状況や気持ちをわかってくれるかもしれない」という私自身に対する期待かのどちらかと思います。
前者のスキルに関してはおおよそをあちこちで発信しているのですが、後者の私自身に関しては、1~2時間程度の短い相談時間内ではお話しする余裕もないので、よほど熱心に私のブログなどをチェックしていただくか(笑)、私の言葉尻から感じていただくくらいしかないでしょう。
人との関係については、ポジションというものが大きく影響すると思います。
スキルを求めるご相談の場合は、ポジションはあまり影響しないのですが(というか、私の場合はそのように心掛けているのですが)、
対話の場合、ポジションに差があると、その調整をするための工夫をしなければ、なかなか本音で話せなかったり、言葉に重みが感じられないのではと思っています。
そのポジションが、事実上のものでなく、先入観や思い込みによるものであったとしてもです。
今日書いていた手紙は、思うところあって、ご相談者様と私との垣根を少しでも取り去ろうと思って筆をとったものです。
うまく伝えられているかどうかは自信がありませんが、この手紙を受け取って、このご相談者様が少しでも前を向けることを祈ってお渡しすることにします。
台風ですね。
千葉県習志野市は、夕方までかなり静かでしたので、私も今日は事務所に行って、明日に備えた仕事をしておりました。
明日は銀行に相談をしに行くお客様に同行をする予定です。
今日はそのための資料作成をしておりました。
明日はちゃんと電車が動きますように。
さて、その事務所に出かける前に、とあるご相談者様に向けて、1通の手紙を書いておりました。
通常、ご相談を受けるときは、ご相談者のお話を聞くことになるべく徹して、それらを整理することと、解決策が提案できればそれを提案するという流れにしています。
なので、余計なことをこちらからお話しすることはないのですが、少し思うところがあり、相談を受ける私自身についてのことを手紙にしたためておりました。
そもそも、ご相談者様が私に相談しようという決め手は、
「瀬戸川さんなら、何らかの解決策を示してくれるかもしれない」というスキルに対する期待か(ご紹介もこちらの部類に入ると思います)、
「瀬戸川さんなら、この状況や気持ちをわかってくれるかもしれない」という私自身に対する期待かのどちらかと思います。
前者のスキルに関してはおおよそをあちこちで発信しているのですが、後者の私自身に関しては、1~2時間程度の短い相談時間内ではお話しする余裕もないので、よほど熱心に私のブログなどをチェックしていただくか(笑)、私の言葉尻から感じていただくくらいしかないでしょう。
人との関係については、ポジションというものが大きく影響すると思います。
スキルを求めるご相談の場合は、ポジションはあまり影響しないのですが(というか、私の場合はそのように心掛けているのですが)、
対話の場合、ポジションに差があると、その調整をするための工夫をしなければ、なかなか本音で話せなかったり、言葉に重みが感じられないのではと思っています。
そのポジションが、事実上のものでなく、先入観や思い込みによるものであったとしてもです。
今日書いていた手紙は、思うところあって、ご相談者様と私との垣根を少しでも取り去ろうと思って筆をとったものです。
うまく伝えられているかどうかは自信がありませんが、この手紙を受け取って、このご相談者様が少しでも前を向けることを祈ってお渡しすることにします。
2018年9月17日月曜日
【経営相談】廃業支援
こんにちは。瀬戸川です。
私は、一民間コンサルタントとして、経営相談や事業再生支援を請け負っていますが、中には廃棄支援をさせて頂くこともあります。
私が直接関われる廃棄支援は、あくまで弁護士案件にならない範囲でしかありませんが、
あちこちのホームページにあるような
「解散決議をして、解散公告と解散登記をして~清算結了登記をして・・・。」
という手続きだけでなく、
実際に必要なやることリストの策定~必要に応じて専門家に託すところまでを廃棄支援としています。
休眠届だけでフェードアウトしたパターンもありますし、
解散決議~公告~解散登記~清算結了登記のお手伝いをしたこともあります。
(登記申請や解散に伴う税務申告は、司法書士や税理士にお願いしています。)
今まで、私が単なる手続きに終始しない、会社の中に入って具体的な廃業支援をしたのは、父の会社の廃業です。
身内ということもあり、給料はもらいませんでしたが、
内部の人間として会社の名刺も持って動きましたので、
様々なところへ関わることができました。
廃業の約1年前。
当社の事業や状況を把握する気もなく、税金の計算しかしてなかった税理士には顧問契約解除をお願いし、
金融機関へのリスケのお願いに社長(父)に同行したのを皮切りに、
会計記帳、経営改善計画策定(あくまで再生前提)、人事労務関係、資産売却の条件確認などなど。
会社では制度融資を受けていたため、市に呼ばれて、中小企業診断士との面談(事業継続可能性の可否判断のための面談)にも同行して、事業と状況の説明も対応しました。
さらに、会社の資産売却やFC契約の終了に当たり、契約書を読み込んで、相手の言い分のおかしな部分にツッコミを入れたり(笑)、
同時に取引先への説明文書を作成したり、お客様に代わりの業者を紹介したり。
会社資産の根抵当権解除の手続きもやりました。
借入金の残債整理については、
専門家仲間に廃業支援型特定調停をすることも薦められたのですが、
残債と弁護士費用とのバランスで費用対効果が薄かったことと、
社長の人脈で会社の資産を高値で引き取ってもらえたこと、
たまたま役員から足りない資金をかき集められたことで、
運良く自力で清算することができました。
最後は解散登記の登記簿謄本と、弥生会計で記帳して自動作成した決算書を
社長と一緒に税務署に持っていって、その場で職員に申告書を作ってもらい、
申告と異動届を済ませることができました。
(あくまで、私は社長に同行しただけで、私が代理したわけではありません。)
たまたまですが、私がこのような仕事をしていたために、父の会社の廃業において活かせた知識が大きかったのですが、このことについては、父の会社の他の取締役や関係先から感謝されました。
他の専門家に頼まざるを得なかったら、もっと大きなコストがかかっていたでしょうから。
ちなみに、私が他のお客様(会社)の廃業支援をするときは、上記の支援内容のうち、他の士業の法定業務以外のところをお手伝いさせて頂いています。
さて、ここまではあくまで自力で清算できたパターンです。
自力で清算できない場合は、
①弁護士に依頼しなければならないパターンと、
②社長個人が保証債務の残債を負いながら廃業するパターン、に分かれます。
②については当方で助言もできますが、①の場合には弁護士を紹介することになります。
私は、たまたま関わった企業と社長さんたちが、積極的に事業の挽回に頑張る方々であり、業績が右肩上がりに変わり、事業再生の事例としては悪い方ではなく、
結果的に、私にとっては運が良かったと言わざるを得ません。
それでも、事業再生の半ばで、少しでもモニタリング(経過観察)の眼を緩めてしまうと、廃業への危機が高まってしまいます。
廃業自体が悪いこととは思いません。
そうせざるを得ない、そうした方が結果的に良いと思われる場合もあります。
しかし、挽回したいのに挽回できなかったという場合には、社長や社員さんたちの気持ちの整理もしながら事業の整理もしなければなりません。
父の会社のパターンは、そういうパターンでした。
事業再生支援をする者としては、そういう選択もせざるを得なくなることも視野に入れながら、できる限りの再生支援をしていくのです。
にほんブログ村
私は、一民間コンサルタントとして、経営相談や事業再生支援を請け負っていますが、中には廃棄支援をさせて頂くこともあります。
私が直接関われる廃棄支援は、あくまで弁護士案件にならない範囲でしかありませんが、
あちこちのホームページにあるような
「解散決議をして、解散公告と解散登記をして~清算結了登記をして・・・。」
という手続きだけでなく、
実際に必要なやることリストの策定~必要に応じて専門家に託すところまでを廃棄支援としています。
休眠届だけでフェードアウトしたパターンもありますし、
解散決議~公告~解散登記~清算結了登記のお手伝いをしたこともあります。
(登記申請や解散に伴う税務申告は、司法書士や税理士にお願いしています。)
今まで、私が単なる手続きに終始しない、会社の中に入って具体的な廃業支援をしたのは、父の会社の廃業です。
身内ということもあり、給料はもらいませんでしたが、
内部の人間として会社の名刺も持って動きましたので、
様々なところへ関わることができました。
廃業の約1年前。
当社の事業や状況を把握する気もなく、税金の計算しかしてなかった税理士には顧問契約解除をお願いし、
金融機関へのリスケのお願いに社長(父)に同行したのを皮切りに、
会計記帳、経営改善計画策定(あくまで再生前提)、人事労務関係、資産売却の条件確認などなど。
会社では制度融資を受けていたため、市に呼ばれて、中小企業診断士との面談(事業継続可能性の可否判断のための面談)にも同行して、事業と状況の説明も対応しました。
さらに、会社の資産売却やFC契約の終了に当たり、契約書を読み込んで、相手の言い分のおかしな部分にツッコミを入れたり(笑)、
同時に取引先への説明文書を作成したり、お客様に代わりの業者を紹介したり。
会社資産の根抵当権解除の手続きもやりました。
借入金の残債整理については、
専門家仲間に廃業支援型特定調停をすることも薦められたのですが、
残債と弁護士費用とのバランスで費用対効果が薄かったことと、
社長の人脈で会社の資産を高値で引き取ってもらえたこと、
たまたま役員から足りない資金をかき集められたことで、
運良く自力で清算することができました。
最後は解散登記の登記簿謄本と、弥生会計で記帳して自動作成した決算書を
社長と一緒に税務署に持っていって、その場で職員に申告書を作ってもらい、
申告と異動届を済ませることができました。
(あくまで、私は社長に同行しただけで、私が代理したわけではありません。)
たまたまですが、私がこのような仕事をしていたために、父の会社の廃業において活かせた知識が大きかったのですが、このことについては、父の会社の他の取締役や関係先から感謝されました。
他の専門家に頼まざるを得なかったら、もっと大きなコストがかかっていたでしょうから。
ちなみに、私が他のお客様(会社)の廃業支援をするときは、上記の支援内容のうち、他の士業の法定業務以外のところをお手伝いさせて頂いています。
さて、ここまではあくまで自力で清算できたパターンです。
自力で清算できない場合は、
①弁護士に依頼しなければならないパターンと、
②社長個人が保証債務の残債を負いながら廃業するパターン、に分かれます。
②については当方で助言もできますが、①の場合には弁護士を紹介することになります。
私は、たまたま関わった企業と社長さんたちが、積極的に事業の挽回に頑張る方々であり、業績が右肩上がりに変わり、事業再生の事例としては悪い方ではなく、
結果的に、私にとっては運が良かったと言わざるを得ません。
それでも、事業再生の半ばで、少しでもモニタリング(経過観察)の眼を緩めてしまうと、廃業への危機が高まってしまいます。
廃業自体が悪いこととは思いません。
そうせざるを得ない、そうした方が結果的に良いと思われる場合もあります。
しかし、挽回したいのに挽回できなかったという場合には、社長や社員さんたちの気持ちの整理もしながら事業の整理もしなければなりません。
父の会社のパターンは、そういうパターンでした。
事業再生支援をする者としては、そういう選択もせざるを得なくなることも視野に入れながら、できる限りの再生支援をしていくのです。
2018年9月7日金曜日
建設業界の与信管理
こんばんは。瀬戸川です。
今日は「何だかなぁー?」と言いたくなる売掛金貸し倒れの危機の相談を受けました。
回収するにはこんな方法とこんな方法がありますよということと、
大きな取引をする前には、調べられることは調べておくことと、鼻を利かせることなどをお伝えしておきました。
調べるには、こんな方法があるよとお伝えしたら、
「それは初めて聞きました!」と熱心にメモを取っていらっしゃいました。
多分、私がお伝えしたのはウルトラCでも何でもなく、
建設業界に身を置いていたらスタンダードな方法だと思うのですが、
このご相談者さんはそれを知る機会に恵まれていなかったのだと思います。
次からは必ずそうします!と言って帰られました。
明日も明後日も打合せが詰まってます。
私、ガンバ!

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今日は「何だかなぁー?」と言いたくなる売掛金貸し倒れの危機の相談を受けました。
回収するにはこんな方法とこんな方法がありますよということと、
大きな取引をする前には、調べられることは調べておくことと、鼻を利かせることなどをお伝えしておきました。
調べるには、こんな方法があるよとお伝えしたら、
「それは初めて聞きました!」と熱心にメモを取っていらっしゃいました。
多分、私がお伝えしたのはウルトラCでも何でもなく、
建設業界に身を置いていたらスタンダードな方法だと思うのですが、
このご相談者さんはそれを知る機会に恵まれていなかったのだと思います。
次からは必ずそうします!と言って帰られました。
明日も明後日も打合せが詰まってます。
私、ガンバ!
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2018年8月31日金曜日
【経営相談事業】経営革新等認定支援機関に登録されました。
こんばんは。瀬戸川です。
今日、私は民間個人コンサルタントとして、経済産業省から経営革新等認定支援機関に認定されました。
※上記の画像の文字は小さくて読みづらいので、セールスポイントの部分を以下に書き出しておきます。
「従業員数20名以下の小規模事業者についての支援経験が豊富です。
現状をきちんとヒアリングした上で、収支構造の悪化および資金繰り難の原因を探り、
財務的な負担軽減および具体的な経営改善計画の策定ならびにモニタリング(計画実行
の検証と更なる改善案の策定)を支援の主な内容としています。
また、行政書士の資格もあり、開業以来12年以上に渡って建設業許可関連業務を
請け負ってきたことから、建設業分野に強いです。
しかし、事業再生や経営改善においては、建設業以外の分野でも支援実績があり、
継続して支援をさせて頂いております。
事業再生においては、事業再生士補の資格を取得済みです。」
経営革新等認定支援機関(以下、「認定支援機関」と言います)になると、何ができるのでしょうか。
ざっくり言うと、経営に関する課題に一緒に取り組む専門家であり、国(経済産業省)が一定以上の能力や実績を認めた経営支援の専門家ということになります。
国が認めている資格のため、国が主体となる補助金や融資・保証制度に関する計画策定などにも関与することを必要とされる場面も多いです。
詳しくは、以下の文書を確認してください。(リンクはこちら)
しかし、私は補助金申請などのスポット的な場面ではなく、
顧問先企業との継続的な経営相談・経営支援・事業再生支援の中でこの資格が必要とされる場面で、
他の認定支援機関の力を借りることなく、一貫して支援するためにこの資格を取得しました。
私は今、具体的には事業再生支援の場面において、
経営改善計画書の策定支援とその実行に関するモニタリング(検証・修正・相談)を
行なっています。
その中で、例えば自社のみで経営改善計画書の策定をするのではなく、
国の補助を使って策定支援をするような場合に
この認定支援機関の資格が必要となります。
その時に、私が関係を制限することなく、
一貫してお手伝いできるようでありたいと思います。
経営相談や事業再生の支援を必要としている企業とその経営者の方々のために、
尽力していきたいと思っています。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。

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今日、私は民間個人コンサルタントとして、経済産業省から経営革新等認定支援機関に認定されました。
※上記の画像の文字は小さくて読みづらいので、セールスポイントの部分を以下に書き出しておきます。
「従業員数20名以下の小規模事業者についての支援経験が豊富です。
現状をきちんとヒアリングした上で、収支構造の悪化および資金繰り難の原因を探り、
財務的な負担軽減および具体的な経営改善計画の策定ならびにモニタリング(計画実行
の検証と更なる改善案の策定)を支援の主な内容としています。
また、行政書士の資格もあり、開業以来12年以上に渡って建設業許可関連業務を
請け負ってきたことから、建設業分野に強いです。
しかし、事業再生や経営改善においては、建設業以外の分野でも支援実績があり、
継続して支援をさせて頂いております。
事業再生においては、事業再生士補の資格を取得済みです。」
経営革新等認定支援機関(以下、「認定支援機関」と言います)になると、何ができるのでしょうか。
ざっくり言うと、経営に関する課題に一緒に取り組む専門家であり、国(経済産業省)が一定以上の能力や実績を認めた経営支援の専門家ということになります。
国が認めている資格のため、国が主体となる補助金や融資・保証制度に関する計画策定などにも関与することを必要とされる場面も多いです。
詳しくは、以下の文書を確認してください。(リンクはこちら)
顧問先企業との継続的な経営相談・経営支援・事業再生支援の中でこの資格が必要とされる場面で、
他の認定支援機関の力を借りることなく、一貫して支援するためにこの資格を取得しました。
私は今、具体的には事業再生支援の場面において、
経営改善計画書の策定支援とその実行に関するモニタリング(検証・修正・相談)を
行なっています。
その中で、例えば自社のみで経営改善計画書の策定をするのではなく、
国の補助を使って策定支援をするような場合に
この認定支援機関の資格が必要となります。
その時に、私が関係を制限することなく、
一貫してお手伝いできるようでありたいと思います。
経営相談や事業再生の支援を必要としている企業とその経営者の方々のために、
尽力していきたいと思っています。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
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2018年7月17日火曜日
【事業再生】裏方は成功を祈るのみです。
おはようございます。
おはようという時間でもありませんが、心配ごとがあるとなかなか寝てられないもので、そういう時は思い切って起きて作業をするのが一番です。
さて、世間は連休のようでしたが、土曜日の午後に趣味の陶芸教室に行く以外はさしたる予定もなく、家では洗濯をしたり、ワンコをシャンプーしたりする程度で、ほぼ事務所にて作業していました。
(事務所には、放っておくと勉強サボっちゃう息子も連れていきました。・・・まったく。)
さて、現在同時進行で抱えている仕事は、2社分の経営改善計画の策定、1社分のモニタリング、2社分の会計記帳の精査、1社分の建設業許可申請、そのほか、決算変更届、経営事項審査の準備、古物商許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請(更新)、医薬品店舗販売業許可申請・・・などなど。
その中で今週は、お客さんの会社の今後が決まる大切な交渉があります。
先日は社長と一緒にその交渉の根拠となる資料を作りました。
その後も少しずつ磨いて、精度を上げて。
今回の交渉に私がしゃしゃり出るわけにいかないので、同行しないし、私は裏方に徹して祈るしかないけど、心から成功することを祈っています。
社長は「うまく行ったら先生には今の報酬の○倍払いますから!」と(笑)
そんなこと、うまく行ってから考えればいいよ。
私の数万円の報酬と会社の命運じゃ、絶対に会社を守る方が最優先。
受注も取ってきてる。
形になるのが見えている。
社員と家族と社長の生活がかかっている。
どうか、交渉が成功しますように。
山場を乗り越えたら美味しいもんを食べに行くぞ!
<以下、平成30年7月18日16時56分追記>
交渉は無事に成立しました!
社長も私もほっとしました。
さて、これから受注を形にするためのチャレンジが始まります。
これからもサポートしていきます。
おはようという時間でもありませんが、心配ごとがあるとなかなか寝てられないもので、そういう時は思い切って起きて作業をするのが一番です。
さて、世間は連休のようでしたが、土曜日の午後に趣味の陶芸教室に行く以外はさしたる予定もなく、家では洗濯をしたり、ワンコをシャンプーしたりする程度で、ほぼ事務所にて作業していました。
(事務所には、放っておくと勉強サボっちゃう息子も連れていきました。・・・まったく。)
さて、現在同時進行で抱えている仕事は、2社分の経営改善計画の策定、1社分のモニタリング、2社分の会計記帳の精査、1社分の建設業許可申請、そのほか、決算変更届、経営事項審査の準備、古物商許可申請、産業廃棄物収集運搬業許可申請(更新)、医薬品店舗販売業許可申請・・・などなど。
その中で今週は、お客さんの会社の今後が決まる大切な交渉があります。
先日は社長と一緒にその交渉の根拠となる資料を作りました。
その後も少しずつ磨いて、精度を上げて。
今回の交渉に私がしゃしゃり出るわけにいかないので、同行しないし、私は裏方に徹して祈るしかないけど、心から成功することを祈っています。
社長は「うまく行ったら先生には今の報酬の○倍払いますから!」と(笑)
そんなこと、うまく行ってから考えればいいよ。
私の数万円の報酬と会社の命運じゃ、絶対に会社を守る方が最優先。
受注も取ってきてる。
形になるのが見えている。
社員と家族と社長の生活がかかっている。
どうか、交渉が成功しますように。
山場を乗り越えたら美味しいもんを食べに行くぞ!
<以下、平成30年7月18日16時56分追記>
交渉は無事に成立しました!
社長も私もほっとしました。
さて、これから受注を形にするためのチャレンジが始まります。
これからもサポートしていきます。
2018年7月15日日曜日
【雑感】仕事の精度の上げ方
こんばんは。セトカワです。
日曜日でしたね。三連休だそうですね。
私は家で落ち着かなくて、
洗濯とか、わんこの世話を済ませてから、
約12時間ほど、事務所にこもってました。
書類作って、チェックして、シュレッダーかけて、
また修正して、チェックして、シュレッダーかけて、
それの繰り返しでほぼ10時間。
(合間、2時間ほど休憩)
今日は経営改善計画の策定を2社分。
損益分岐点による目標売上高と、経営改善計画の金額と、資金繰り表と、キャッシュフローの数字が、ちゃんと串刺しで連動していないといけません。
あっちを立てればこっちが立たず。
いや、ここをもう少し上げるには、このアクションプランだけでは厳しいかな。
あ、こんなことも書いておいた方がいいな。
あ、ここ、辻褄が合ってないじゃん!
という感じで、印刷してチェックしてシュレッダーして・・・の繰り返し。
それと、議事録などの作成も。
許認可申請ではない書類作成の正解はひとつではないけど、間違ってはいけないポイントがあります。
要は、できるだけベストなベターを目指すのですが、後から見直すと「これ、間違いではないけど、もう少しこうしておいた方がよかったな」というものも。
仕事の精度を上げるには、経験や知識によるポイントの感知と、それらをルール化して効率よく進める標準化、さらにきちんともう一度チェックしてミスを防ぐことの3点がカギだと思います。
私の仕事に限らず、どなたの仕事でもそういうルールがあるのではないでしょうか。
精度を上げる目的は、お客様の役に立つ仕事をするということです。
何度同じような仕事をしても、まったく同じ仕事はありません。
まだまだ積み重ねて、厳しくチェックしていきます。
日曜日でしたね。三連休だそうですね。
私は家で落ち着かなくて、
洗濯とか、わんこの世話を済ませてから、
約12時間ほど、事務所にこもってました。
書類作って、チェックして、シュレッダーかけて、
また修正して、チェックして、シュレッダーかけて、
それの繰り返しでほぼ10時間。
(合間、2時間ほど休憩)
今日は経営改善計画の策定を2社分。
損益分岐点による目標売上高と、経営改善計画の金額と、資金繰り表と、キャッシュフローの数字が、ちゃんと串刺しで連動していないといけません。
あっちを立てればこっちが立たず。
いや、ここをもう少し上げるには、このアクションプランだけでは厳しいかな。
あ、こんなことも書いておいた方がいいな。
あ、ここ、辻褄が合ってないじゃん!
という感じで、印刷してチェックしてシュレッダーして・・・の繰り返し。
それと、議事録などの作成も。
許認可申請ではない書類作成の正解はひとつではないけど、間違ってはいけないポイントがあります。
要は、できるだけベストなベターを目指すのですが、後から見直すと「これ、間違いではないけど、もう少しこうしておいた方がよかったな」というものも。
仕事の精度を上げるには、経験や知識によるポイントの感知と、それらをルール化して効率よく進める標準化、さらにきちんともう一度チェックしてミスを防ぐことの3点がカギだと思います。
私の仕事に限らず、どなたの仕事でもそういうルールがあるのではないでしょうか。
精度を上げる目的は、お客様の役に立つ仕事をするということです。
何度同じような仕事をしても、まったく同じ仕事はありません。
まだまだ積み重ねて、厳しくチェックしていきます。
2018年6月30日土曜日
【事業再生】まずは「ABC」を心がけよう
こんばんは。
日頃から経営相談や事業再生相談に乗っていて、「こういう会社(社長)は軌道に乗せる、または復帰するのが早い」というポイントを感じているので、ちょっとまとめて書いておこうと思います。
もし、これを読まれた方が思い当たる点があれば嬉しいなと思いつつ。
(1)連絡への返事・反応が早い。
→これは絶対ですね。
私からの連絡に限らず、チャンスをつかむ方は
「相手」に対して誠実に行動しています。
そして、チャンスの賞味期限を知っているから、
行動も早い。
連絡をもらったらきちんと返す。
その時にわからないことがあってすぐに返信できなく
ても、とりあえず「連絡ありがとうございます。後ほ
どお調べして改めて連絡します。」と連絡を入れる
か、きちんと聞いてみる。
(私は、わからないことがあれば聞きやすいように、
メールや電話の終わりには「わからないことがあった
らいつでも聞いてくださいね。」と添えています。)
もしも遅くなったら「申し訳ありません」の一言を
添える。
当たり前と言えば当たり前ですが、これが
できない方も意外といるのではないでしょうか。
仕事は人と人とで動かしているもの。
連絡をくれた相手への敬意やフォローを忘れずに。
(2)時間を守れる。
→これも絶対です。
ただし、状況によってはやむを得ず多少遅れることも
あるかもしれません。
その際には、相手に一言連絡を入れておくのもマナー
です。
時間にルーズだと、全ての行動もルーズになりがち。
実績を見る目がルーズになり「ま、今月はこんなもん
でいっか」という諦めもつきがち。
お金も、余裕がなくても借りられちゃったり何となく
乗り越えられちゃったりすると「ま、乗りきれたから
いっか」とルーズになりがち。
事業をしていて、ルーズでいいことなんてないです
ね。
(3)資料や書類をきちんと整理できている。
→必要な書類をどこに置いてあるかがちゃんと把握でき
ている。
一事が万事という言葉がありますが、書類などが把握
できているということは、その他の情報などの把握も
しやすい運営をしているということになります。
また、書類が整理できていると、探すのに余計な時間
や手間も不要になります。
日々忙しいと、「あとでファイルすればいいか」と
なりがちですが、すぐに整理してファイルするか、
定期的に棚卸しをしてファイリングすることが必要
です。
(4)交渉から逃げない。営業ができる。つまりは人が好き。
→当然ながら、仕事は「人」または「人が作った会社」
から得るものですので、人が苦手とか、交渉が苦手と
か言ってる場合じゃありません。。。
webでも同じことで、人の心に響くように作らなけれ
ば数あるものから選んでもらえません。
利益を得るのは、「天井」である「売上」からしか得
られないのですから、交渉や営業が得意なことに越し
たことはありませんね。
もちろん、ただ売り込めばいいということではなく、
仕事をやり遂げる責任や信頼を感じてもらえるかどう
か、仕事の実績を営業につなげる努力や工夫があるか
どうかも大切です。
(5)決算書や試算表の数字に興味が持てる。
→決算書や試算表の数字は、最初は読めなくてもいいの
ですが、興味を持つことは大切だと思います。
興味を持てれば、どうやって利益が生まれるかという
点にフォーカスすることができるし、そこで税理士や
コンサルタントに「これはどういうことでこうなって
いるのですか?」と質問することができます。
どうやって利益が生まれるかを理解できれば、中身を
理解した上で必要な売上を上げようとすることができ
るので、たとえば売上至上主義のように、売上だけ
上げてれば何とかなるか・・・ということにもなりま
せん。
できれば、決算書や試算表から分析ができるスキルを
身につけた方がいいと思いますが、まずは興味を持
ち、わからなければわからないと訴え、納得できるよ
うに専門家を質問攻めにできるくらいになれるといい
ですね。
(6)ミスやトラブルの際にすぐに行動ができる。
誠意を持って挽回に取り組める。
→ミスやトラブルがあった時、逃げる人は意外と少なく
ありません。
私も結構(逃げられた)経験をしています。
逃げれば、相手の怒りも収まりませんし、さらに
「あなたはそんな程度の思いでこの仕事をしているの
か」と思われてしまいます。
当然、信頼関係も終わります。
まずは謝罪し、挽回するには何が必要なのかという
仮説(着地点の予想)を立てた上で、誠意を持って対応
するしかありません。
ミスやトラブルは自身や自社が起こさなくても、従業員
や外注先が起こすこともあります。
実際、私も何度もそういうピンチに合ってきましたが、
逃げることはしませんでした。
謝ったって、命を取られるわけではありません。
多少の自腹を切ることはあるかもしれませんが、誠意を
持って対応するということは、自分の事業に対するポリ
シーがどれほどのものかを図るチャンスでもあります。
(7)行動する際、具体的なイメージを持って取り組める。
→事業計画を立てるとき、そのアクションプランを考える
とき、相手に説明するとき、何でもそうですが、具体的
なイメージを持って取り組めるかどうかはかなり大切な
ことです。
特に、事業計画で一番大切なのは、その計画の実現可能
性(形になること)の高さです。
実現可能性は、現場の環境や自社の現状分析から、理想
の着地点まで、できる限りの根拠を持って高めていくこ
とができます。
ただ、根拠を並べるだけでは新たなアクションプランに
なりませんので、そこからいかに具体的なイメージを持
ってアクションプランを組み立てられるかが大切です。
抽象的なイメージだと、理想は描けても、具体的にいつ
までに何をすればいいのかまで落とし込めず、形になら
ないで終わるパターンが多いのです。
もちろん、行動していくうちに想定しきれなかった場面
も出てくることが多いと思いますが、それはそのときに
修復すればいいのです。
事業計画を策定するとき、そして遂行するときに必要な
のは、実現可能性と具体性であり、とにかく形にするこ
と(取引が開始されるとか、何件達成するとかなど)で
す。
以前、とあるコンサルタントが言っていた言葉に、
「ABCが大切」という言葉がありました。
「A(当たり前のことを)、B(バカみたいに)、
C(ちゃんとやる)」なんだそうです。
私もその言葉に同感です。
上記に書いた1〜7のことは、どれも飛び抜けたことでは
なくて、利益を稼ぐために、人と仕事をするなら当たり前のことなのだと思います。
効率を上げるとか、革新的なことを成すというのは、
その次の段階です。
まずは、ABCができているかどうか、
自分と自社を見つめることが大切だと思います。

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日頃から経営相談や事業再生相談に乗っていて、「こういう会社(社長)は軌道に乗せる、または復帰するのが早い」というポイントを感じているので、ちょっとまとめて書いておこうと思います。
もし、これを読まれた方が思い当たる点があれば嬉しいなと思いつつ。
(1)連絡への返事・反応が早い。
→これは絶対ですね。
私からの連絡に限らず、チャンスをつかむ方は
「相手」に対して誠実に行動しています。
そして、チャンスの賞味期限を知っているから、
行動も早い。
連絡をもらったらきちんと返す。
その時にわからないことがあってすぐに返信できなく
ても、とりあえず「連絡ありがとうございます。後ほ
どお調べして改めて連絡します。」と連絡を入れる
か、きちんと聞いてみる。
(私は、わからないことがあれば聞きやすいように、
メールや電話の終わりには「わからないことがあった
らいつでも聞いてくださいね。」と添えています。)
もしも遅くなったら「申し訳ありません」の一言を
添える。
当たり前と言えば当たり前ですが、これが
できない方も意外といるのではないでしょうか。
仕事は人と人とで動かしているもの。
連絡をくれた相手への敬意やフォローを忘れずに。
(2)時間を守れる。
→これも絶対です。
ただし、状況によってはやむを得ず多少遅れることも
あるかもしれません。
その際には、相手に一言連絡を入れておくのもマナー
です。
時間にルーズだと、全ての行動もルーズになりがち。
実績を見る目がルーズになり「ま、今月はこんなもん
でいっか」という諦めもつきがち。
お金も、余裕がなくても借りられちゃったり何となく
乗り越えられちゃったりすると「ま、乗りきれたから
いっか」とルーズになりがち。
事業をしていて、ルーズでいいことなんてないです
ね。
(3)資料や書類をきちんと整理できている。
→必要な書類をどこに置いてあるかがちゃんと把握でき
ている。
一事が万事という言葉がありますが、書類などが把握
できているということは、その他の情報などの把握も
しやすい運営をしているということになります。
また、書類が整理できていると、探すのに余計な時間
や手間も不要になります。
日々忙しいと、「あとでファイルすればいいか」と
なりがちですが、すぐに整理してファイルするか、
定期的に棚卸しをしてファイリングすることが必要
です。
(4)交渉から逃げない。営業ができる。つまりは人が好き。
→当然ながら、仕事は「人」または「人が作った会社」
から得るものですので、人が苦手とか、交渉が苦手と
か言ってる場合じゃありません。。。
webでも同じことで、人の心に響くように作らなけれ
ば数あるものから選んでもらえません。
利益を得るのは、「天井」である「売上」からしか得
られないのですから、交渉や営業が得意なことに越し
たことはありませんね。
もちろん、ただ売り込めばいいということではなく、
仕事をやり遂げる責任や信頼を感じてもらえるかどう
か、仕事の実績を営業につなげる努力や工夫があるか
どうかも大切です。
(5)決算書や試算表の数字に興味が持てる。
→決算書や試算表の数字は、最初は読めなくてもいいの
ですが、興味を持つことは大切だと思います。
興味を持てれば、どうやって利益が生まれるかという
点にフォーカスすることができるし、そこで税理士や
コンサルタントに「これはどういうことでこうなって
いるのですか?」と質問することができます。
どうやって利益が生まれるかを理解できれば、中身を
理解した上で必要な売上を上げようとすることができ
るので、たとえば売上至上主義のように、売上だけ
上げてれば何とかなるか・・・ということにもなりま
せん。
できれば、決算書や試算表から分析ができるスキルを
身につけた方がいいと思いますが、まずは興味を持
ち、わからなければわからないと訴え、納得できるよ
うに専門家を質問攻めにできるくらいになれるといい
ですね。
(6)ミスやトラブルの際にすぐに行動ができる。
誠意を持って挽回に取り組める。
→ミスやトラブルがあった時、逃げる人は意外と少なく
ありません。
私も結構(逃げられた)経験をしています。
逃げれば、相手の怒りも収まりませんし、さらに
「あなたはそんな程度の思いでこの仕事をしているの
か」と思われてしまいます。
当然、信頼関係も終わります。
まずは謝罪し、挽回するには何が必要なのかという
仮説(着地点の予想)を立てた上で、誠意を持って対応
するしかありません。
ミスやトラブルは自身や自社が起こさなくても、従業員
や外注先が起こすこともあります。
実際、私も何度もそういうピンチに合ってきましたが、
逃げることはしませんでした。
謝ったって、命を取られるわけではありません。
多少の自腹を切ることはあるかもしれませんが、誠意を
持って対応するということは、自分の事業に対するポリ
シーがどれほどのものかを図るチャンスでもあります。
(7)行動する際、具体的なイメージを持って取り組める。
→事業計画を立てるとき、そのアクションプランを考える
とき、相手に説明するとき、何でもそうですが、具体的
なイメージを持って取り組めるかどうかはかなり大切な
ことです。
特に、事業計画で一番大切なのは、その計画の実現可能
性(形になること)の高さです。
実現可能性は、現場の環境や自社の現状分析から、理想
の着地点まで、できる限りの根拠を持って高めていくこ
とができます。
ただ、根拠を並べるだけでは新たなアクションプランに
なりませんので、そこからいかに具体的なイメージを持
ってアクションプランを組み立てられるかが大切です。
抽象的なイメージだと、理想は描けても、具体的にいつ
までに何をすればいいのかまで落とし込めず、形になら
ないで終わるパターンが多いのです。
もちろん、行動していくうちに想定しきれなかった場面
も出てくることが多いと思いますが、それはそのときに
修復すればいいのです。
事業計画を策定するとき、そして遂行するときに必要な
のは、実現可能性と具体性であり、とにかく形にするこ
と(取引が開始されるとか、何件達成するとかなど)で
す。
以前、とあるコンサルタントが言っていた言葉に、
「ABCが大切」という言葉がありました。
「A(当たり前のことを)、B(バカみたいに)、
C(ちゃんとやる)」なんだそうです。
私もその言葉に同感です。
上記に書いた1〜7のことは、どれも飛び抜けたことでは
なくて、利益を稼ぐために、人と仕事をするなら当たり前のことなのだと思います。
効率を上げるとか、革新的なことを成すというのは、
その次の段階です。
まずは、ABCができているかどうか、
自分と自社を見つめることが大切だと思います。
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2018年4月2日月曜日
【再生】挽回のエネルギーは、生きる実感から。
病気や借金や被災・・・どんな苦境のど真ん中にいても、
生きている実感とか、生きる楽しみを味わうことは大切だと思います。
それによって、挽回のためのエネルギーが湧くから。
挽回のチャンスを探すにも、挽回するにも、エネルギーがいる。
その源は、生きる実感だ。
このふざけた写真は、
がんが再発してステージ4に落っこちて、
抗がん剤治療でハゲ頭になってヅラかぶって、
放射線治療の副作用で喉が腫れて流動食しか食べられなくて激ヤセして、
売上落ちたのに毎月高額医療限度額MAXの医療費払って、
借入金の返済とクレジットカードの支払いに追われて
「やっばい、どーしよー。」という独り言が続いていた頃、
「やっばい、どーしよー。」という独り言が続いていた頃、
娘とどれだけおふざけできるかを競っていた約2年前の写真。
そこから自毛も売上も体重も(笑)復活させて、私はまだ普通に働けてる。
苦境のど真ん中のみんな、生きる実感と生きる楽しみを忘れずに、共に頑張ろう!
2017年11月30日木曜日
【建設業】その元請会社は大丈夫なのか?
お客様からヘルプの電話がありました。
予定期日に売掛金が回収できないとのこと。
守秘義務があるので詳しくは言えませんが、月末に元請会社から入るべきお金が入らず、
相手の言い分は「2ヶ月先に大きな工事の集金があるので、その時に払う。」とのことです。
さて、この時に、「はい、そうですか。」で終わるわけにはいきません。
発注した会社は、発注した金額を資金調達する責任があり、当然にそれを了解した上で発注しているのですから、入金予定日間近になって「やっぱり延期して」というのは重大な約束違反です。
また、このような場合、元請会社の財務状況は非常に悪く、倒産の危険性も高いです。
立場もありますが、資金回収ができなくなれば、自社の生命も危うくなります。
そこで、有効策を整理してみます。
現金確保の有効性が高い順に並べてみます。
①分納を交渉する。
少しでも早めに現金を確保するためです。
もしものときの取りっぱぐれの被害をできるだけ少なくするためと、
自社の資金繰り確保のために、現金は早めに確保するよう努めましょう。
②元請会社所有の車に、所有権留保登録をする。
もしものときに、換金できる資産を押さえておくことは資金回収の担保になります。
所有権留保登録は、運輸支局・陸運事務所で手続きできます。
もちろん、相手方の承諾、印鑑証明書等々が必要となります。
③公正証書(契約書・覚書)を作成する。
「いつまでにいくら」を改めて定めて契約書を作成しましょう。
公正証書でなくてもいいのですが、
公正証書の方が「強制執行認諾文言付き公正証書」を作成することができ、
もしものときは裁判によらずに相手方に強制執行することができます。
もちろん、ここに相手会社社長の個人保証の一文をつけておきましょう。
④契約書・覚書を作成し、公証役場にて確定日付をもらっておく。
相手方が公正証書の作成を渋る場合は、せめて覚書を作成して押印をもらっておき、
公証役場にて確定日付印を押してもらいましょう。
(確定日付印の費用は、わずか700円です。詳しくはこちら。)
確定日付印は「その文書がその日に存在していたこと」を証明するもので、
日付をごまかして作成したものではないことを証明するものになります。
もしも相手方が支払わなかった場合は「支払督促」の手続きをすることになりますが、
請求書のみならず、このような確定日付印つきの覚書や契約書があると動かぬ証拠となります。
そのほかもいろいろありますが、ざっとこんなところでしょうか。
しかし、こういう事態に備えて、資金の回収とは違いますが、
自社の資金繰り(支払い)が影響を受けないためには、
倒産防止共済(経営セーフティ共済)に加入しておくことをお勧めします。
ただし、加入時から6ヶ月間は免責期間となります。
(加入時から6ヶ月以内の倒産事故については、対応できないという意味です。)
ちなみに、そもそも元請会社や発注者の与信管理(信用調査)も大切です。
こちらの帝国データバンクのTDB企業サーチのサイトでは、ほとんどの会社の損益情報等を490円で入手することができます。
ただし、このデータは主にヒアリングを基に作成されているため、真実性は担保されていません。
もしも、元請会社や発注者が建設業者の場合で、建設業許可を保有している場合は、
その会社の主な営業所所在地のある都道府県庁にて、
建設業許可や過去5年分の決算変更届(財務諸表や工事経歴書)を閲覧することができます。
※決算変更届の作成や提出をサボって、財務諸表が見れない会社もありますが。。。
相手の財務諸表が確認できれば、確かな与信情報となります。
許可情報は、国土交通省の検索ページにて確認できます。
また、その会社が経営事項審査(経審)を受けている会社だと、ワイズなどのサイトで数年分の財務状況を確認することができます。
ワイズ 経審トレンド10
財務状況が確認でき、推移などを分析できれば、警戒したり、対策を講じることができますね。
月末や年末は、資金回収にハラハラする社長さんも多いと思います。
「絶対」はありませんが、資金確保の確率を上げる対策を講じることは大切です。
予定期日に売掛金が回収できないとのこと。
守秘義務があるので詳しくは言えませんが、月末に元請会社から入るべきお金が入らず、
相手の言い分は「2ヶ月先に大きな工事の集金があるので、その時に払う。」とのことです。
さて、この時に、「はい、そうですか。」で終わるわけにはいきません。
発注した会社は、発注した金額を資金調達する責任があり、当然にそれを了解した上で発注しているのですから、入金予定日間近になって「やっぱり延期して」というのは重大な約束違反です。
また、このような場合、元請会社の財務状況は非常に悪く、倒産の危険性も高いです。
立場もありますが、資金回収ができなくなれば、自社の生命も危うくなります。
そこで、有効策を整理してみます。
現金確保の有効性が高い順に並べてみます。
①分納を交渉する。
少しでも早めに現金を確保するためです。
もしものときの取りっぱぐれの被害をできるだけ少なくするためと、
自社の資金繰り確保のために、現金は早めに確保するよう努めましょう。
②元請会社所有の車に、所有権留保登録をする。
もしものときに、換金できる資産を押さえておくことは資金回収の担保になります。
所有権留保登録は、運輸支局・陸運事務所で手続きできます。
もちろん、相手方の承諾、印鑑証明書等々が必要となります。
③公正証書(契約書・覚書)を作成する。
「いつまでにいくら」を改めて定めて契約書を作成しましょう。
公正証書でなくてもいいのですが、
公正証書の方が「強制執行認諾文言付き公正証書」を作成することができ、
もしものときは裁判によらずに相手方に強制執行することができます。
もちろん、ここに相手会社社長の個人保証の一文をつけておきましょう。
④契約書・覚書を作成し、公証役場にて確定日付をもらっておく。
相手方が公正証書の作成を渋る場合は、せめて覚書を作成して押印をもらっておき、
公証役場にて確定日付印を押してもらいましょう。
(確定日付印の費用は、わずか700円です。詳しくはこちら。)
確定日付印は「その文書がその日に存在していたこと」を証明するもので、
日付をごまかして作成したものではないことを証明するものになります。
もしも相手方が支払わなかった場合は「支払督促」の手続きをすることになりますが、
請求書のみならず、このような確定日付印つきの覚書や契約書があると動かぬ証拠となります。
そのほかもいろいろありますが、ざっとこんなところでしょうか。
しかし、こういう事態に備えて、資金の回収とは違いますが、
自社の資金繰り(支払い)が影響を受けないためには、
倒産防止共済(経営セーフティ共済)に加入しておくことをお勧めします。
ただし、加入時から6ヶ月間は免責期間となります。
(加入時から6ヶ月以内の倒産事故については、対応できないという意味です。)
ちなみに、そもそも元請会社や発注者の与信管理(信用調査)も大切です。
こちらの帝国データバンクのTDB企業サーチのサイトでは、ほとんどの会社の損益情報等を490円で入手することができます。
ただし、このデータは主にヒアリングを基に作成されているため、真実性は担保されていません。
もしも、元請会社や発注者が建設業者の場合で、建設業許可を保有している場合は、
その会社の主な営業所所在地のある都道府県庁にて、
建設業許可や過去5年分の決算変更届(財務諸表や工事経歴書)を閲覧することができます。
※決算変更届の作成や提出をサボって、財務諸表が見れない会社もありますが。。。
相手の財務諸表が確認できれば、確かな与信情報となります。
許可情報は、国土交通省の検索ページにて確認できます。
また、その会社が経営事項審査(経審)を受けている会社だと、ワイズなどのサイトで数年分の財務状況を確認することができます。
ワイズ 経審トレンド10
財務状況が確認でき、推移などを分析できれば、警戒したり、対策を講じることができますね。
月末や年末は、資金回収にハラハラする社長さんも多いと思います。
「絶対」はありませんが、資金確保の確率を上げる対策を講じることは大切です。
2017年6月24日土曜日
【事業再生】再生の目的は「継続」です。
こんにちは。瀬戸川です。
さて、今日は事業再生についてお話ししようと思います。
私は事業再生士補ですが、この辺りではまだ事業再生士が少ないためか、
私に事業再生のご相談が持ち込まれます。
事業再生支援の大まかな流れは、以下の通りです。
会社の会計や財務状況を確認した上で、
社長から会社の経緯と現状をお話しいただいて、問題点を見つけ出し、
必要な打ち手を考えて経営改善計画書に落とし込み、
必要に応じて金融機関の支援も受けながら、
会社が改善計画を実施していき、
成果が得られるように目標達成に向けて状況を確認したり、改善を重ねていく
・・・というのが大まかな流れです。
この流れの間に、こちらから
「借入金返済のリスケジュールをしてはどうですか?」
とか
「この経費を削減するために◯◯を辞めてはどうですか?」
などという事業に強いインパクトを起こす提案をすることがありますが、
並行して、会社は営業して売上ひいては利益を稼いでいく必要があります。
例えば上記の2点を社長が決断し、実施したところで、
お金の元となる売上(利益)がなければ
結局は会社を継続していくことができないからです。
事業再生は、あくまで「継続」を目的としています。
自社の責任かどうかを問わず、
利益が稼げず、または事業に必要な資金の調達ができなかったから
再生が必要な状態に陥ったわけで、
しかしながら「ここで終わらせるわけにはいかない。継続させたい!」という思いから、
事業再生に取り組むのです。
借入返済のリスケジュールをするにしろ、
その返済はやはり利益を原資として返していくしかありません。
営業の努力なしにはできません。
事業が上向けば、リスケジュールから正常な返済に戻すこともできますし、
代位弁済になったとしても、保証協会も「求償権消滅保証」など、柔軟な対応をしてくれます。
ただし、原価率の高い業種については、売上が拡大するに伴い、
仕入や外注の費用(運転資金)も膨らみ、資金が必要になりますので、
資金力とのバランスを見ながら売上を上げていく、
または新たな資金調達が難しければ現金商売や前受金を増やすなどの
工夫や交渉が必要になることも注意しなければなりません。
正直、面白いようにモノやサービスが売れる時代ではありません。
市場は成熟しています。
しかし、売れないとぼやいていても始まりませんし、
ぼやいている間にもコストはかかり続けます。
成熟した市場でモノやサービスや価格だけで勝負するのは限界があり、
工夫と実践と交渉が必要不可欠です。
(人の動きも含めて)どうすればより高い費用対効果が得られるのか、
どうすれば条件のいい既存客を減らさずに新規客が増やせるのか、
または既存客からいただく対価を増やすことができるのか、
課題は尽きませんが、商売を始めた時点でその競争から抜け出すこともできないのです。
いろいろと試しながら、確実性の高い方法を見つけ出し、
それを重ね、改善しながらコツコツと実践していくのみでしょう。
再生を必要としている状況では、気持ちばかりが疲れることもあります。
しかし、諦めたら終わりです。
「継続」を諦めますか?
元気のない企業も、いま元気な企業も、
今より少しでも良い状態にするために、コツコツとやっていく以外にありません。
元気な企業も、「永年継続していける保証」はないのです。
目的は「継続」です。

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さて、今日は事業再生についてお話ししようと思います。
私は事業再生士補ですが、この辺りではまだ事業再生士が少ないためか、
私に事業再生のご相談が持ち込まれます。
事業再生支援の大まかな流れは、以下の通りです。
会社の会計や財務状況を確認した上で、
社長から会社の経緯と現状をお話しいただいて、問題点を見つけ出し、
必要な打ち手を考えて経営改善計画書に落とし込み、
必要に応じて金融機関の支援も受けながら、
会社が改善計画を実施していき、
成果が得られるように目標達成に向けて状況を確認したり、改善を重ねていく
・・・というのが大まかな流れです。
この流れの間に、こちらから
「借入金返済のリスケジュールをしてはどうですか?」
とか
「この経費を削減するために◯◯を辞めてはどうですか?」
などという事業に強いインパクトを起こす提案をすることがありますが、
並行して、会社は営業して売上ひいては利益を稼いでいく必要があります。
例えば上記の2点を社長が決断し、実施したところで、
お金の元となる売上(利益)がなければ
結局は会社を継続していくことができないからです。
事業再生は、あくまで「継続」を目的としています。
自社の責任かどうかを問わず、
利益が稼げず、または事業に必要な資金の調達ができなかったから
再生が必要な状態に陥ったわけで、
しかしながら「ここで終わらせるわけにはいかない。継続させたい!」という思いから、
事業再生に取り組むのです。
借入返済のリスケジュールをするにしろ、
その返済はやはり利益を原資として返していくしかありません。
営業の努力なしにはできません。
事業が上向けば、リスケジュールから正常な返済に戻すこともできますし、
代位弁済になったとしても、保証協会も「求償権消滅保証」など、柔軟な対応をしてくれます。
ただし、原価率の高い業種については、売上が拡大するに伴い、
仕入や外注の費用(運転資金)も膨らみ、資金が必要になりますので、
資金力とのバランスを見ながら売上を上げていく、
または新たな資金調達が難しければ現金商売や前受金を増やすなどの
工夫や交渉が必要になることも注意しなければなりません。
正直、面白いようにモノやサービスが売れる時代ではありません。
市場は成熟しています。
しかし、売れないとぼやいていても始まりませんし、
ぼやいている間にもコストはかかり続けます。
成熟した市場でモノやサービスや価格だけで勝負するのは限界があり、
工夫と実践と交渉が必要不可欠です。
(人の動きも含めて)どうすればより高い費用対効果が得られるのか、
どうすれば条件のいい既存客を減らさずに新規客が増やせるのか、
または既存客からいただく対価を増やすことができるのか、
課題は尽きませんが、商売を始めた時点でその競争から抜け出すこともできないのです。
いろいろと試しながら、確実性の高い方法を見つけ出し、
それを重ね、改善しながらコツコツと実践していくのみでしょう。
再生を必要としている状況では、気持ちばかりが疲れることもあります。
しかし、諦めたら終わりです。
「継続」を諦めますか?
元気のない企業も、いま元気な企業も、
今より少しでも良い状態にするために、コツコツとやっていく以外にありません。
元気な企業も、「永年継続していける保証」はないのです。
目的は「継続」です。
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2017年5月11日木曜日
【経営改善・制度情報】中小企業・小規模事業者の資金繰り管理や採算管理等の早期の経営改善を支援します~平成29年5月29日より早期経営改善計画の利用申請を開始します~
こんなのが発表されました。
資金繰り管理や採算管理などの早期段階からの経営改善に取り組む中小企業・小規模事業者を、
外部専門家を使って、経営改善計画策定やモニタリングなどについて、
補助金として国が支援する制度です。
企業や専門家には金融機関側からあっせんがあるでしょうか。
(どの制度もそうですが、企業側からこんな制度を知って、金融機関や専門家に相談することはあまりありません。)
この制度は、専門家に支払う報酬ありきな印象もあるので、
今まで報酬のハードルが高くて専門家への相談に踏み出せなかった企業や、
この後押しを受けて営業する専門家が増えるでしょう。
ちなみに、専門家もひとそれぞれで、着手時からいきなり高額な報酬を請求する人ばかりではありませんが。
「中小企業・小規模事業者の資金繰り管理や採算管理等の早期の経営改善を支援します~平成29年5月29日より早期経営改善計画の利用申請を開始します~」
http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170510005/20170510005.html

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資金繰り管理や採算管理などの早期段階からの経営改善に取り組む中小企業・小規模事業者を、
外部専門家を使って、経営改善計画策定やモニタリングなどについて、
補助金として国が支援する制度です。
企業や専門家には金融機関側からあっせんがあるでしょうか。
(どの制度もそうですが、企業側からこんな制度を知って、金融機関や専門家に相談することはあまりありません。)
この制度は、専門家に支払う報酬ありきな印象もあるので、
今まで報酬のハードルが高くて専門家への相談に踏み出せなかった企業や、
この後押しを受けて営業する専門家が増えるでしょう。
ちなみに、専門家もひとそれぞれで、着手時からいきなり高額な報酬を請求する人ばかりではありませんが。
「中小企業・小規模事業者の資金繰り管理や採算管理等の早期の経営改善を支援します~平成29年5月29日より早期経営改善計画の利用申請を開始します~」
http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170510005/20170510005.html
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2017年4月1日土曜日
【事業再生】相談と対応はオーダーメイド
4月が始まりましたね。
一区切りとは、リスケジュール(※)の継続交渉のために、銀行に出す経営改善計画書を作成し、銀行と社長との面談に同席して、社長が銀行に説明するのを補足して交渉をサポートする、という仕事が一区切りついたという意味です。
※リスケジュール=銀行から受けた借入金の返済計画の条件変更。具体的には返済期間の伸長と月返済額の減額です。
さて、この経営改善計画書の作成について、何が肝(きも)だったかというと、「書類作成」ではありません。
「書類作成」はそれなりに時間もかかりますが、この作業は、引き出した要素をまとめるだけです。
肝(きも)は、社長との面談を何度も重ねて確認をすること、会計と現場から会社の現状を把握すること、そして収益改善のために現実的に何ができるかを探ることです。
今回の会社において、これらのヒアリングで出てきた発見は以下の様なものです。
①利益が取れていると思っていた商品は、実はあまり粗利率がよくなかった。
一方、利益が取れていないと思っていた商品で高い粗利が確保できていた。
(力を入れるべき取引先や商品が把握できていなかった。)
②従来関わっていた専門家によって見当がつけられていた、固定費削減のために閉鎖しようと思っていた拠点は、実は大きな現金収入があり、もしもここを閉鎖してしまうと一気に資金繰りが苦しくなってしまうこと。
③直近の決算書において、清算が終わっている残高が残っていたり、計上すべき残高が計上されていなかった。(税理士とのコミュニケーションが取れていなかった。)
④PRしたい相手にPRしたい商品の魅力が伝わっていなかった。
・・・などなど。
他にもまだまだありますが、あまり具体的には書けないもので。。。。
これらを把握した上で、では現実的に何ができるかを探っていきます。
①を踏まえてどの商品やどの取引先を強化するかを決めたり、
原価(人件費)を抑えるために作業時間を抑えるべく、生産性を上げる工夫を組み込んだり、
その他、実現可能性の高いアクションプランについて検討して、
実現可能性の高い経営改善計画を策定していきます。
もしも、①の発見がなくて、本当は利益率が高いのに、粗利率が低いと信じ込んでいた商品を縮小してしまったら減益となってしまっていたでしょう。
もしも②の発見がなくて、そのまま拠点削減をした結果、資金繰りが悪化してしまったらどうなっていたでしょうか。
事業再生も含めた経営相談は、すべては状況把握にかかっているんですね。
ちなみに、事業再生に限らず、私が経営上の相談に乗り、作業をするときは、もちろんすべてオーダーメイドです。
会社の体制や状況によって、どのようなヒアリング、どのようなアクションプランの策定、どのような書類作成が必要なのかは全く違います。
社長曰く、「いままで、税理士やコンサルにこういうことを言ってもらったり、教えてもらったことがなかった。今回の発見は新鮮だった。」とのこと。
その言葉も嬉しいですが、この支援は計画書作成で終わりではありません。
実際に着手できるかどうかを何度も社長と検討して策定したアクションプランですが、
それが本当に実行されて、計画を上回る実績が出せるかどうかをフォローしていくここからが事業再生の本番です。
(というのも、計画を策定したものの、その後に形になったアクションプランが一つもないのであれば、計画そのものに意味がなかったということになるからです。)
こういう長いお付き合いになるため、経営相談の絶対的な前提条件は、社長や社員の皆さんとの信頼関係を構築することです。
今月は当事務所の許認可の仕事も立て込んできました。
季節も春になり、草木が芽吹くとともに、私もお客様も、気持ち新たに頑張るモードのスタートです。
2016年6月30日木曜日
【雑感】経営者自身が決算書を読めるようになるといいな。
先日、私が事業再生士補として会員になっている日本ターンアラウンド・マネジメント協会と
事業再生支援協会主催の会員向け勉強会が、東京(22日)と大阪(28日)で開催されました。
この会員向け勉強会は定期的に開催されていて、
事業再生に関する考え方や情報をシェアする場として、会員にとってはとても有意義な場になっています。
東京は行きたかったのですが、どうしても外せない用事があり、断念。
大阪も仲間が出席するし、吉田猫次郎先生が講演するとのことで出張してでも行きたかったのですが、
自分が行ける現状ではないので断念。
なんともやり切れない思いを抱えていたら、その大阪の勉強会に出ていた仲間が感想を聞かせてくれました。
(聞けば聞くほど、現場で聞いてみたかったと、またジレンマに陥っています。)
その仲間が、長く事業再生支援をするための秘訣という話があったよと教えてくれました。
当然ながら、支援者には能力、人間性、情報収集の努力が必要ですが、
支援する側もされる側も、「身の丈に合った経営」であることが必要なのではないかとの結論になりました。
ちなみに、吉田猫次郎さんは、「経営者に決算書や試算表を読めるように教えるだけでも会社の業績は変わる」とおっしゃいます。
私は毎月の経営者との面談で、試算表の分析についてお話をさせていただいています。
目にもわかりやすいように、必要に応じてグラフにまとめることもあります。
中には「こんなこと、いままで初めて知った。会計士は教えてくれなかった。」というお声を聞くこともあります。
しかし、私が分析したものをお話しするだけでなく、
やはり、経営者自身が決算書を読めたり、分析できるようになることが理想です。
そして、経営者自身が「自分はこう分析したけど、瀬戸川さんはどう思う?」というやり取りになれるといいなと思います。
勉強会には参加できませんでしたが、そのための工夫について、深く考察するよいきっかけになりました。
事業再生支援協会主催の会員向け勉強会が、東京(22日)と大阪(28日)で開催されました。
この会員向け勉強会は定期的に開催されていて、
事業再生に関する考え方や情報をシェアする場として、会員にとってはとても有意義な場になっています。
東京は行きたかったのですが、どうしても外せない用事があり、断念。
大阪も仲間が出席するし、吉田猫次郎先生が講演するとのことで出張してでも行きたかったのですが、
自分が行ける現状ではないので断念。
なんともやり切れない思いを抱えていたら、その大阪の勉強会に出ていた仲間が感想を聞かせてくれました。
(聞けば聞くほど、現場で聞いてみたかったと、またジレンマに陥っています。)
その仲間が、長く事業再生支援をするための秘訣という話があったよと教えてくれました。
当然ながら、支援者には能力、人間性、情報収集の努力が必要ですが、
支援する側もされる側も、「身の丈に合った経営」であることが必要なのではないかとの結論になりました。
ちなみに、吉田猫次郎さんは、「経営者に決算書や試算表を読めるように教えるだけでも会社の業績は変わる」とおっしゃいます。
私は毎月の経営者との面談で、試算表の分析についてお話をさせていただいています。
目にもわかりやすいように、必要に応じてグラフにまとめることもあります。
中には「こんなこと、いままで初めて知った。会計士は教えてくれなかった。」というお声を聞くこともあります。
しかし、私が分析したものをお話しするだけでなく、
やはり、経営者自身が決算書を読めたり、分析できるようになることが理想です。
そして、経営者自身が「自分はこう分析したけど、瀬戸川さんはどう思う?」というやり取りになれるといいなと思います。
勉強会には参加できませんでしたが、そのための工夫について、深く考察するよいきっかけになりました。
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