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2017年2月10日金曜日

【雑感】専門家であることと、資格者であること。

企業の相談に対し、3回まで無料で専門家を派遣する国の事業「ミラサポ」の


専門家派遣事例集がアップされています。



ミラサポ支援事例集→https://www.mirasapo.jp/specialist/shienjirei.html



私も産業振興センターや商工会議所の登録専門家として、


年に何回かミラサポ経由での支援案件が持ち込まれます。



この事例集を見ていると、


専門家の資格の欄に「書道」などと無理やり書いている専門家や、


そもそも資格がない専門家も多いです。



専門家として声がかかるかどうか、


相談企業の役に立てるかどうかは、


資格だけではないということですね。



ちなみに、あるコーディネーターさん(登録専門家の中から、案件に合った専門家を選ぶ人)に聞いたところ、


登録している専門家の数に対して、持ち込まれる相談で取り上げられる数は、


1割にも満たないそうです。



以前、登録したけど仕事が来ないとぼやいている士業に会ったことがありますが、


ぼやいている場合じゃないです。



公的な仕事の引き受けだけではなく、


民間企業取引として選ばれるかどうかも、


そういうことだと思います。




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