「行政書士ってどんな仕事をしているの?」という問いをよく受けます。
さらに、「司法書士とはどうちがうの?」とか、
「これはどこに聞けばいいの?」という声も。
なので、ある経営者の勉強会でプレゼンした
「サムライ業(士業)の使い方」という内容が結構好評だったので、
こちらにも記載しておきます。
ご参考になれば幸いです。
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いろいろな士業がいます。以下は一例です。
また、士業同士で連携を組んでいることが多く、
どの専門家に窓口になってもらっても
たいていは該当する分野の専門家に繋いでもらうこともできます。
・税理士(税務全般)
・公認会計士(企業の監査など)
・司法書士(会社関係の登記や不動産の権利の登記に関わること、少額の訴訟や法的な解決など)
・弁理士(特許や商標、意匠の登録など)
・社会保険労務士(人事労務全般・労災・年金・健康保険など)
・弁護士(法的な解決全般)
・海事代理士(海や船に関する手続きなど)
・行政書士(他の士業の法定業務以外の行政への手続き全部。主なものは法人設立や許認可申請など。)
※会計記帳や給料計算は法定業務ではないので、
税理士や社会保険労務士でなくても業務代行を請け負うことが出来ます。
※相続手続きや遺言書作成も上記同様、
担当する士業が決まっているわけではありません。
(なので、「士業の種類で選ぶ」のではなく、
「任せたい人に任せる」という判断基準が良いと思います。)
◎手続きを士業に依頼するメリット
①トレンドを教えてもらう、シミュレーションをしてもらえる ⇔ 手続き作業のみ
例えば法人設立。
法務省のホームページから書類のひな形をダウンロードして、
法務局に持っていけば、法人設立手続きに関しては無料で教えてくれます。
でも、会社設立後の流れや、お得な制度の活用や、決算までの流れなどは教えてくれません。
②横の繋がり(各専門家や顧問先の社長)を活用でき、様々な情報をシェアしてもらえる。
③時間と正確性を買う