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2015年6月8日月曜日

【雑感】キラキラは、泥がテカって見えるのかもね。

最近、女性の社会進出だとか、女性の起業だとかって言葉が珍しくなくなりました。

私も、そういう温度を感じるために、あちこちの講演会に行ってみたり、

人のブログを読んでみたり、

くんくんひくひくと鼻をきかせることもあります。


それにしても、「起業で輝いてみませんか?」とか

「あなたのこんな強みを活かしましょう!」とか

「自分を活かしてキラキラな毎日を送りましょう。」とかって多すぎるような気がします。


私個人的には、起業ってのは、いい意味で「泥」という言葉が似合う気がします。

泥臭い営業、泥をかぶる覚悟、そのかぶった泥の中から価値を見出す喜び。

起業は、きれいにスマートに・・・だけではありません。

うまく売上が上がらなくなったとき、トラブルに巻き込まれたとき、

泥まみれになってでも、やり通した結果の先にある経営者の姿に

人が惹かれるのではないかな。


もし、キラキラにみえるとしたら、

泥がテカって見えるか、

泥の中から這い上がって、蓮の花のようにきれいに咲いているかのどちらかです。


また、「使える強み」ってのは、よくある対話コンサルだけでは見つからないです。

実際にやってみて、効果が出たところが「強み」です。

しょっぱならから実際にやる勇気や覚悟がないなら、

「強み」なんてきっとわかりません。


失敗して泥をかぶりながら、どん底を意識するくらいやってみる覚悟がいります。



先週後半から今週末まで、

「それはおかしくない?」という投げかけをさせていただいた場面が数回ありました。

その収支計画はおかしくない?

その営業はおかしくない?

その仕事の進め方はおかしくない?


そういう投げかけをするとき、

相手の努力も理解しての上なので、私は相当なエネルギーを使います。


そのエネルギーは、やっぱり泥まみれになって培ってきたものです。

決して、スマートにやってきたわけではありません。


私は、独立してからまだ10年目。

まだまだ泥の上で戦う覚悟があります。