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2017年7月13日木曜日

【経営・起業】必要なものは積極的な動機と覚悟

おはようございます。瀬戸川です。


7年前に習志野商工会議所主催の女性創業塾にて講師を務めた際に、


受講者として参加していた方のおひとりが、


開業以来、私の経営相談のお客様としていまも継続してくれています。


昨日はその社長が、その会社の社員に


「この先生はね、創業塾でただひとり、「起業には覚悟が必要だ」って言ってくれたのよ。



数いる「起業しろしろ」という講師の中で、私には瀬戸川先生の言葉が印象的だった。」


と私のことを紹介してくれました。



そう思ってくれて、


それを今でも覚えていてくれて、


さらに大切な社員さんに伝えてくれて、


単純に嬉しかったです。



でも、もちろん、嬉しかったでは終われない。



今は、伴走する役目があります。



必要とされる限り、役目を果たしていこう。



ちなみに、私がそのときの講義で話したのは、


「必要なものは積極的な動機と覚悟」という内容でした。


事業が順風満帆に行かなくなったときに自分と会社を救ってくれるのは、


「自分はこれを実現させたくて、絶対にやろうと思った」という積極的な動機です。



そして、それとセットで必要なのが覚悟です。


積極的な動機と覚悟があれば、


例え、うまく結果が出なかったり業績が落ち込んで、一旦心が折れかかっても、


それらを思い出して、また自分と会社を引き上げていけることが多いのです。


経営には、人に対しても、お金に対しても、大きな責任を果たす役目を負います。


覚悟は誠意に繋がります。



今年も八千代商工会議所の創業塾で少しだけお話させて頂く時間を頂いていますが、


この内容は外さずにお話しようと思います。




そんな展開になるとも思わず、


その場に行く間に電車の中で読んでいたのはこんな本。



さまざまな事例が紹介されていて、


「あ、この会社、この商品、知ってる!」というものもいくつも出てきて、


ちょっと悲しくなります。




決して楽しい内容ではないけれど、



どんな判断が破綻の引き金になったのかが顕著にわかります。



3分の2くらいまで読んだけど、



共通する教訓は「コントロールできる範囲で、身の丈に合った経営をすること」かな。