ad

2017年6月25日日曜日

【建設業許可】代表取締役が他社の代表も兼ねてたらどうなるの?

こんばんは。瀬戸川です。



昨日のブログにちょこっと書きましたが、


「それ、どうなのかな?」と調べてみなければならない建設業許可申請のお仕事が入ってきました。



<登場人物>
A社・・・建設業許可を保有。代表取締役はBさん。もうすぐ更新申請期限。
     建設業許可における経営管理責任者と専任技術者はBさん。
     建設業許可において常勤を求められるのは、経営管理責任者と専任技術者

C社・・・宅建業免許を保有。代表取締役はD社長
     宅建業免許における専任の取引士はD社長とは別の社員が務める。
     宅建業免許において常勤を求められるのは、
     代表取締役(代表取締役が他社の代表を務める場合は政令使用人を置く必要あり)と専任の取引士。

※常勤・・・その会社または営業所に専任していること。他の代表取締役、他の許認可の専任を要する資格者を兼ねていないことが求められる。
     

<経緯>
A社の代表取締役も経営管理責任者も専任技術者もBさんでした。


Bさんはリタイヤも考えて、保有株式をC社のD社長へ売却しました。


C社のD社長は、Bさんを代表取締役から平取締役へ変更して、
D社長自身がA社の代表取締役になれればと思っていましたが、
ここでD社長がA社の代表取締役社長になれるかどうかという確認が必要になります。


A社は、建設業許可において常勤性を求められる経営管理責任者と専任技術者として、また、平取締役として、Bさんが引き続き在籍するので、建設業許可要件に問題はありません。


しかし、代表取締役が常勤でない(二つの会社の代表取締役を兼任する)状況で、本当に問題はないのでしょうか?
宅建業的にはこのままではNGなんです。


C社から見た場合、別に専任の取引士がいるので取引士については問題ないのですが、D社長は常勤ではなくなるので、C社内には政令使用人(取締役ではないが契約締結の押印ができる立場の人)を置く必要があります。



そこで、確認が必要となるのはA社の建設業許可のみです。
東京都の建設業許可担当者に聞いてみました。




「A社には、常勤性が必要な経営管理責任者と専任技術者のBさんが常勤の平取締役として在籍しているんですが、
 代表取締役のD社長が常勤ではない場合、何か問題はありますか?」


担当者「あー、代表取締役が常勤ではないんですね。では、共同代表(※)を置いてください。」
※代表取締役を2名選定して、そのどちらもが代表権を持ったり、
 どちらもが揃わないと代表権を発揮できなくすること。


「そうなんですかー。それって、通達とか何かありますか?
 手引きには書いてませんよね?こちらもお客様に説明しなくてはいけませんので。」


担当者「あー、すみません、通達とかはないですね。会社法の絡みだと思うんですけど。。。」


「会社法ですか?会社法349条に代表取締役について定めた条文がありますけど、常勤じゃないから共同代表を置かねばならないとは書かれてないんですが・・・。」



担当者「すみません、調べてから折り返します。」


・・・・ということで、後ほどかかってきた電話で


さっきとは別の担当者
「すみません、法律も通達も何も規定はないので、代表取締役が常勤でないことをもって、許可できないという理由にはなりません。
よって、許可の変更も更新もできます。
しかし、東京都としては、できるだけ共同代表を置くとか、何かして欲しいというスタンスではあります。」



・・・・・ということで、建設業許可的にはやはり、常勤を求められるのは経営管理責任者と専任技術者のみであり、
代表取締役は常勤でなくてもいいということが明確になりました。



担当者の話を安易に丸呑みして、もう一人の取締役に代表権を与えてしまったら、
会社の運営が真っ二つに割れてしまうリスクも抱えることになります。



許認可申請という仕事は、どの行政書士に頼んでも結果は同じと思われがちですが、
根拠をきちんと押さえて仕事をするかどうかという点では、違いが出てくるように思います。






にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

2017年6月24日土曜日

【事業再生】再生の目的は「継続」です。

こんにちは。瀬戸川です。



さて、今日は事業再生についてお話ししようと思います。



私は事業再生士補ですが、この辺りではまだ事業再生士が少ないためか、


私に事業再生のご相談が持ち込まれます。



事業再生支援の大まかな流れは、以下の通りです。


会社の会計や財務状況を確認した上で、


社長から会社の経緯と現状をお話しいただいて、問題点を見つけ出し、


必要な打ち手を考えて経営改善計画書に落とし込み、


必要に応じて金融機関の支援も受けながら、


会社が改善計画を実施していき、


成果が得られるように目標達成に向けて状況を確認したり、改善を重ねていく


・・・というのが大まかな流れです。




この流れの間に、こちらから


「借入金返済のリスケジュールをしてはどうですか?」


とか


「この経費を削減するために◯◯を辞めてはどうですか?」


などという事業に強いインパクトを起こす提案をすることがありますが、


並行して、会社は営業して売上ひいては利益を稼いでいく必要があります。



例えば上記の2点を社長が決断し、実施したところで、


お金の元となる売上(利益)がなければ


結局は会社を継続していくことができないからです。



事業再生は、あくまで「継続」を目的としています。



自社の責任かどうかを問わず、


利益が稼げず、または事業に必要な資金の調達ができなかったから


再生が必要な状態に陥ったわけで、



しかしながら「ここで終わらせるわけにはいかない。継続させたい!」という思いから、


事業再生に取り組むのです。


借入返済のリスケジュールをするにしろ、


その返済はやはり利益を原資として返していくしかありません。



営業の努力なしにはできません。



事業が上向けば、リスケジュールから正常な返済に戻すこともできますし、


代位弁済になったとしても、保証協会も「求償権消滅保証」など、柔軟な対応をしてくれます。



ただし、原価率の高い業種については、売上が拡大するに伴い、


仕入や外注の費用(運転資金)も膨らみ、資金が必要になりますので、


資金力とのバランスを見ながら売上を上げていく、


または新たな資金調達が難しければ現金商売や前受金を増やすなどの


工夫や交渉が必要になることも注意しなければなりません。


正直、面白いようにモノやサービスが売れる時代ではありません。


市場は成熟しています。


しかし、売れないとぼやいていても始まりませんし、


ぼやいている間にもコストはかかり続けます。


成熟した市場でモノやサービスや価格だけで勝負するのは限界があり、


工夫と実践と交渉が必要不可欠です。


(人の動きも含めて)どうすればより高い費用対効果が得られるのか、


どうすれば条件のいい既存客を減らさずに新規客が増やせるのか、


または既存客からいただく対価を増やすことができるのか、


課題は尽きませんが、商売を始めた時点でその競争から抜け出すこともできないのです。



いろいろと試しながら、確実性の高い方法を見つけ出し、


それを重ね、改善しながらコツコツと実践していくのみでしょう。



再生を必要としている状況では、気持ちばかりが疲れることもあります。


しかし、諦めたら終わりです。


「継続」を諦めますか?


元気のない企業も、いま元気な企業も、


今より少しでも良い状態にするために、コツコツとやっていく以外にありません。


元気な企業も、「永年継続していける保証」はないのです。


目的は「継続」です。



にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

新しい看板がつきました。

おはようございます。



 事務所の入っているビルに、新しい看板がつきました。



















このビルには3カ所の入り口があるのですが、


これで少しは入り口がわかりやすくなるでしょうか。


貸し看板の賃料は安くないのですが、


これでお客様の「迷う」というストレスが消えて、


事務所の存在がわかりやすくなれば、


賃料はペイできるかなと期待しています。


さて、建設業許可で少し難しい案件が入ってきました。


調べている途中で、役所と面白いやり取りがあったので、それはまた別途書こうと思います。





にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

2017年6月16日金曜日

【電子マネー活用】LINE−PAYカード、結構使えます。

こんばんは。瀬戸川です。



あちこちでの電子マネーでの決済が日常的なものになりつつありますが、


最近使い始めて「これ、いいな♪」と思っているものがLINE−PAYカードです。













あのスマホアプリのLINEが運営しているもので、


アプリ経由で銀行口座から、もしくはコンビニのレジなどでお金をチャージしておいて、


JCBが使える店でどこでも使える電子マネーです。


何がいいかというと、これ、100円につき2ポイント付くんです。


1ポイント=1円で、また電子マネーとして再チャージできるので、


10,000円入れて完全に使い切ると、200円分のポイントがつき、


200円再チャージできます。


2%の還元率です。


使うたびに、こうやってお知らせも届きます。





















銀行に預けたって0.0…ウン%しか利息のつかない時代に、


2%つくのはありがたいですね。


TポイントやWAONだって200円につき1ポイントで、0.5%しかつかないですもんね。


いま、私は現金で払うことができたとしても、


できるだけLINE−PAYカードを経由して使うようになりました。



なんたって、2%付くんですもの。




ちなみに、今日、コインパーキングに止めた車を出そうと思ったら、



500円の駐車料金がかかりました。



しかし、私のお財布の中には5,000円札1枚と、100円玉が3個。



あああ、いまからまたコンビニや銀行に崩しに行ってたらまた時間超過しちゃう。。。



そだ!ここ、クレジットカード使えるじゃん。


LINE−PAYカード使えるじゃん。


ということで、コインパーキングで500円払って、10円分のポイントがつきました。



これはオススメです。



しかし、不思議にも、プリペイドカードにお金が入っていると、


現金よりも使う感覚がゆるくなる感覚に襲われます。


いくらポイントが貯まるからといっても、使いすぎに注意ですね。




LINE−PAYカードは、コンビニなどに置いています。


その場でチャージすることで利用し始められます。

にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

2017年6月15日木曜日

【習志野市】市民ハンドブックに広告として協賛させて頂きました。

こんにちは。瀬戸川です。



今春、習志野市役所の新庁舎オープンに合わせて、


「習志野市民ハンドブック」が刷新されました。





あちこちの自治体で出ているものとさほど変わりはないので、



内容の紹介は割愛させて頂きます。




我が事務所も、このハンドブックへの広告掲載という形で協賛させて頂きました。





掲載料は結構高かったのですが(笑)



せっかくならいい場所に掲載してほしいと希望して、



割と前の方のページに載せてもらいました。




「市内に、こんな行政書士事務所があるよ」と知ってもらえたらいいなと思います。




2017年6月13日火曜日

【金融機関とのおつきあい】両面から情報提供できるようになるといいな

こんばんは、瀬戸川です。



今日、電話をかけてきてくれたのは、以前に事業再生支援で出会った銀行の担当者さん。



「先生、今日は事業再生の話ではないんですけど。。。


 あのー、建設業許可申請のことを聞いてもいいですか?」と切り出されました。




はい、どうぞ、どうぞ。




どうやら、その担当者さんの担当先の会社で、建設業許可申請をするのに


10年分の銀行取引記録を出して欲しいと言われ、


その会社の方からその理由をうまく説明できなかったので、


私に確認を取りたかったそうです。


「その場合はですね、その会社で技術者の10年の実務経験を証明する必要があるからです。


 それを証明するために、10年分の請求書と入金の記録の付け合わせが必要なために


 10年分の通帳または銀行取引記録が必要だということですよ。」と回答したら


「なるほど!」と納得されてました。



※ちなみに、資格を持った技術者がいるか、10年分の契約書(押印済み)があれば、
 10年分の請求書や入金記録は不要です。




今までも、こういうやりとりは結構あって、


銀行の担当さんから建設業許可申請のお仕事をご紹介いただくことも何度かありました。




事業再生のことも、許認可申請のことも、私が両面から情報提供できれば、


困った時にお問い合わせいただいたり、お仕事をご紹介して頂いたりできるのは、


お互いにいいですね。






【雑感】優しい顔つきになったね

こんばんは、瀬戸川です。

今朝、電話をかけてきてくれたのは、東京に出張してきた同業の先輩でした。

ランチにお誘いいただき、仕事のこと、子育てのこと、

たくさん話して、とても楽しい時間を過ごせました。

先輩と話すのは何年ぶりでしょうか?

仕事を生業としている私としては、

やはりガッツリ仕事をしている女性と話すのはとても楽しいです!

それに、「以前と同じくらいパワフルなのに、以前より優しい顔つきになったね」と言ってくださったのが嬉しかった。

優しい顔つきになったのは、きっと肩の力が抜けたからです。

私は、中小企業支援の仕事をしようと思った動機が強すぎたのか、

以前は気張りすぎてて、先輩たちにあれこれアドバイスをもらっていました。

そういう感じが滲み出ていて、先輩たちが心配してくれたのかもしれません。


年を重ねるごとに、病気になったり、仕事にブレーキをかけざるを得ない状況を経験して、

しっかり休みも取るようになったのが良かったのか、

「印象が良かったです」「話しやすい方ですね」と言われることが多くなりました。

私のような相談を受ける者が気張ってちゃ、

相手の方が緊張してしまいますし(笑)

それだと本音で話せないですね。

私の仕事は、相談業務はもちろん、許認可業務も、

お客様と本音で話せる信頼関係を作れることが大切だと思っています。