おはようございます。瀬戸川です。
今月はまだ1週間程度しか過ぎていませんが、先月に引き続き、ちょっと忙しいモードが続いています。
スタッフにいつもの時間より長く勤務をお願いしたり、
手伝ってくれる同業者にも協力をお願いしています。
私に信頼を寄せてくれるお客様やお取引先様に、きっちり成果を返したいと思っています。
そんな中、ここ数日で色々なことがありましたので、ちょっと書き留めておきたいと思います。
木曜日。都内である相談に乗った方からこんなことを言われました。
「経営者は常に判断をしなければならないのだけど、
時にそれが情や好奇心などで判断が鈍るときがあって、
経営に良くない影響を及ぼしてしまうことがあります。
瀬戸川さんのように様々なケースを見てきた第三者の立場の方に、
「それはダメだよ」とハッキリ言ってもらえれば、
自信を持って判断できるので非常に助かるんです。」と。
私は大したことはお話ししていませんが、
そうやって投射して整理することに役立ててもらえるのならば本望です。
ちなみに先日この方から、
「こんな仕事ができる業者さんを探しているのですが、
瀬戸川さんのお客さん(建設業者さん)の中で請け負える方いませんか?」
と声かけをしていただき、
それならばと、適する建設業許可と実績を持つお客様がいらっしゃったのでご紹介して、
その両者のお話も進んでいるようです。
またちょうどその日、別のお客様から連絡が入りました。
「車のバッテリーがダメになって、近所のガソリンスタンドで交換に5万かかると言われてるんだけど。」とのこと。
「(お客様が乗っているのは結構いい車ですが)あの車で5万は高すぎ!」と思った私は、
父に連絡して「この品番でいくら?」と聞くとなんと半額程度で付け替えることができるというではないですか。
(父は、ガソリンスタンドを運営していた会社をたたんで、今は個人事業で車の出張修理や中古車販売をやっているのです。)
それで、私からの連絡で父が仕入れたバッテリーを、その日の夜にお客様の車に取り付け、
お客様も助かり、父も売上が上がったというハッピーハプニングがありました。
ちなみに、5万でバッテリーを売ろうとしたそのガソリンスタンドというのは、父の元の商売敵です。
商売の邪魔して、ごめんなさいねー(笑)
そして昨日は、私が開業して以来、一番お付き合いの長い元お客様ご夫婦と、私と娘とでランチをしました。
(「元」というのは、取扱業務自体がなくなったからお取り引きがなくなっただけで、
家族ぐるみのお付き合いは続いているのです。)
そのご主人が、大学1年生の娘に諭してくれたこと。
「このお母さんはね、自分のために仕事しないんだよ。
いつも人のために仕事してるんだよ。
だから、応援したくなるんだよ。」と。
もう涙腺がゆるんでダメです。
思わず、目頭にハンカチを当てました。
不覚にも、お客様に泣かされました。
上記に書いたようにお客様同士をご紹介することも、
お客様の車のために父に何度も連絡したことも、
私が自分の利益のためではなくても動いていることを、
このご主人はそんなことを話さなくてもちゃんと感じ取ってくれているのです。
私は、小さな会社でも頑張る人が報われるように手助けをしたくてこの仕事を始めました。
ちなみに当事務所のロゴは、「お客様への愛情は誰にも負けない」という思いを、
デザイナーさんが形にしてくれたものです。
あと半年で、開業してから丸13年です。
これからもお客様のために頑張ります。
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